マツダ新型「ゴツ顔SUV」人気沸騰中! 初日に3000台以上受注で爆売れ中!? 中国投入の「CX-50」日本導入は?
マツダと長安汽車の合弁会社である長安マツダは、中国で新型SUV「CX-50」の予約受付を2023年3月16日に開始し、1日で3067台を受注したと発表しました。CX-50はどのようなクルマなのでしょうか。
1日で3000台以上受注! 爆売れ中の「CX-50」とは
マツダと長安汽車の合弁会社である長安マツダは2023年3月16日、新型SUV「CX-50」の予約受付を開始しました。
1日で3067台を受注し好調な滑り出しのようですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
CX-50は、2021年11月16日に世界初公開された新型クロスオーバーSUVです。
マツダが2021年10月7日に発表した「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画(以下SUV拡充計画)」で、米国市場に投入することが公表されていたモデルとなり、コンパクトカーの「MAZDA3」やコンパクトSUV「CX-30」と同様の「スモール商品群」に位置するクルマだと言います。
北米仕様車は米国アラバマ州に建設したトヨタとの合弁工場で生産されていますが、中国仕様は長安マツダの南京工場で生産されることになっています。
エクステリアは、マツダ車に共通して用いられているデザインテーマ「魂動デザイン」を採用し、エレガントさとSUVの力強さ、タフな機能性を融合させたスタイリングを実現。
力強いブラックのグリルやスリムな半円形のライト、ワイドで水平基調なホイールアーチなどの採用によりSUVの力強さと生命力を表現し、ライトアウトドアSUVという新たなカテゴリを創出しました。
中国仕様のボディカラーには、現地ユーザー向けに開発したとする専用色「ジルコンサンド」と「ミッションブルー」が設定されます。
ボディサイズは全長4785mm×全幅1920mm×全高1638mm、ホイールベース2815mmと、全長は抑えつつもミッドサイズSUVに近いサイズとなり、大柄なボディを好む中国ユーザーのニーズに対応しています。
また、後席の足元空間を広くしたほか、後席中央の膨らみの高さを低くして、快適性を高めました。
パワートレインは、2リッターおよび2.5リッターの「SKYACTIV-G」ガソリンエンジンを搭載し、駆動方式は全車「i-ACTIV AWD」となっています。2.5リッター車にはマツダの最新の可変シリンダー技術が採用されており、優れた走行性能と燃費性能を実現しました。
今後はパワーと燃費を両立したハイブリッドシステムも搭載される予定だとしています。
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新型CX-50は受注開始とともに早速3000台以上を受注したことから、中国では注目車種のようですが、日本国内における販売予定はありません。
一方で日本では、SUV拡充計画の中でも「CX-60」が一足先に登場し、今後は3列シートSUV「CX-80」の登場も示されています。
世界各国にむけてマツダはSUVのラインナップを強化していることから、今後拡充計画によって登場する新型車がどこまでのシェアを拡大できるか期待が高まります。
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