マツダ新型「RX-9」に夢のロータリー搭載!? 美しすぎるFRスポーツクーペが存在!「RX-VISION」がスゴい!
2023年は「東京モーターショー」(次回よりジャパンモビリティショーに改名)が開催されます。過去のモーターショーで話題を集めたモデルのなかから、マツダ「RX-VISION」を紹介します。
次世代ロータリー搭載の美しすぎるFRスポーツカー
隔年で開催されていた「東京モーターショー」が名称を「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)」とし、2023年10月に再び開催されることになりました。
そこで、これまでの東京モーターショーで登場した話題のモデルを振り返り、今回は2015年の第44回東京モーターショーでマツダが世界初公開した「RX-VISION」を紹介します。
RX-VISIONは約7年前の「第44回東京モーターショー2015」で初公開され、そのデザインの美しさから大きな話題となったマツダのコンセプトカーです。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、同社が考えるもっとも美しいFRスポーツカーの造形に挑戦。次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したモデルとして公開されました。
ボディサイズは全長4389mm×全幅1925mm×全高1160mmで、圧倒的に低いボンネットと全高を実現できたのは、コンパクトなロータリーエンジンを搭載しているからといいます。
ロングノーズショートデッキを実現した、スポーツカーのお手本のような流麗なスタイリングに、2人が乗車できる仕様です。
キャラクターラインを廃したシンプルなデザインですが、ボディの映り込みまで考慮された精緻で味わい深い造形が施されています。
そして、エネルギッシュな鮮やかさと深みのコントラストを強めた特別な「赤」を採用することで、RX-VIOSIONの艶やかさや光と影のコントラストを引き立てました。
また、随所にマツダのスポーツカーの歴史を感じさせるデザインモチーフを織り込み、スポーツカーに対するマツダの情熱を表現しています。
インテリアは、シンプルさと力強さを追求するとともに、職人が手づくりで仕上げた風合いと、精緻なマシン表現を融合させたデザインとしました。
精緻な計器類を配置しマシンらしさを追求したコクピット、シンプルな形状のインストルメントパネル、本革仕立ての馬の鞍をモチーフとしたセンタートンネル部を覆うトリムになど、緊張感がありながらも、手づくりによる温かみを感じる上質な空間となっています。
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RX-VIOSIONをもとに、次世代ロータリーエンジンを搭載した新型「RX-9」が市販化されるのではないかというウワサが度々浮上したものの、現時点でRX-9は実現していません。
一方、ロータリーエンジンに関しては、プラグインハイブリッド車の発電機という新たな活用法にて復活。2023年1月に新型「MX-30 R-EV」が欧州で発表されました。
なお、ゲームの世界ではRX-VIOSIONで走行することが可能。PlayStation用ゲーム「グランツーリスモSPORT/グランツーリスモ7」では、4ローターのロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載し、最高出力570馬力/最大トルク540Nmを誇る「RX-VISION GT3 CONCEPT」でドライビングを楽しむことができます。
筋肉マングレートって赤と黒と茶色バージョンがあるんですよね…
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