爆速300km超V8ターボのフェラーリ「ローマ」に屋根なしモデル追加! フロントエンジン×オープントップは54年ぶり
フェラーリが新型オープントップ「ローマスパイダー」を世界初公開しました。
ソフトトップは13.5秒で開閉
フェラーリ・ジャパンは2023年3月16日、モロッコ・マラケシュで開いたクライアント向けのイベントで、新型オープントップ「ローマスパイダー」を世界初公開しました。
新型ローマスパイダーは、V型8気筒ツインターボを搭載した2ドアクーペモデル「ローマ」のフォルムやスペックを受け継いでいますが、最大の特徴はソフトトップの採用です。
フロントエンジンのオープントップモデルがフェラーリのラインナップに並ぶのは、1969年の「365 GTS4」以来、54年ぶりといいます。
ソフトトップは現代的で新鮮なデザインが施され、専用ファブリックやアクセントのステッチを含め、パーソナライゼーションのオプションが豊富に用意されています。
クーペのなだらかなファストバックのルーフラインを再現するため、リアスクリーンはソフトトップの一部とし、ルーフを開くときにトノカバーの下に折りたたまれるようにしています。
機能面を見ると、ソフトトップはわずか13.5秒で開閉し、最高60km/hで走行している時も稼働します。
特許取得の新ウィンド・ディフレクターは、リアのベンチシートのバックレストに組み込まれています。センタートンネルのボタン1つで作動し、車内のスペースを全くとらずに乗員の快適性を確保します。
使い勝手の面では、トランク容量はルーフ展開時にクラストップの255リッターを確保。さらに標準でAndroid AutoやApple CarPlayによるWi-Fi接続が可能です。18種類に調整できるヒート付きシートを装備しているほか、寒い日に役立つネックウォーマーもオプションで用意されています。
全体の外観は、不要な装飾を排除した長いフロントボンネットにより、サイドボディのすっきりとしたシルエットが強調されて、ボディ全体が滑らかかつダイナミックなルックスに。
また、シンプルなフロントエンドは、まるで1個の金属の塊から削り出されたような印象で、突き出したシャークノーズを形成しています。
ボディサイズは、全長4656mm×全幅1974mm×全高1306mm。ホイールベースは2670mm。
パワートレインは、3.9リッターV型8気筒ツインターボエンジンと8速DCTを組み合わせ、最高出力620PS、最大トルク760Nmを発揮。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は320km/hです。
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