海側を快走! 国道245号「勝田拡幅」12km全線がついに4車線化 最後の2車線ボトルネックが解消へ
国道245号「勝田拡幅」事業で最後まで残っていた区間が4車線化し、12.1kmの全線で拡幅が完了します。
ひたちなか~東海の12.1kmが4車線化
茨城県は2023年3月14日、国道245号「勝田拡幅」事業で最後まで残っていた区間が27日に4車線として開通すると発表しました。
国道245号は、茨城県の水戸市を起点とし、ひたちなか市、東海村を経て日立市に至る幹線道路です。
東京と仙台を結ぶ国道6号より東側の太平洋沿いを走り、重要港湾である茨城港や日立製作所などの工場群、東海村の原子力施設、国営ひたち海浜公園、那珂湊漁港、東水戸道路・北関東道などへのアクセスを支えるほか、緊急輸送道路にも位置付けられています。
このうち、ひたちなか市部田野から東海村豊岡までの12.1km区間は、市街地の渋滞緩和や茨城港へのアクセス向上を図るため、1992年度から4車線化が進められてきました。これまで合わせて11.3kmの区間で4車線化が完了しています。
今回は、最後まで残っていた東海村村松の0.8km区間が4車線(幅員22.0m)に広がります。これにより事業区間12.1kmの全線が4車線として開通します。
県は、この開通により「茨城港周辺の臨海地域において安全で円滑な交通が確保され、物流の効率化など産業振興にも大きく寄与するものと期待しております」としています。
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