まさかの「ピンク」に変色!? 車の塗装なぜ劣化する? 「赤」は特に弱い? ボディ表面をピカピカに保つ方法とは

赤だけじゃない! 塗装の劣化どう防ぐ?

 赤に限らず、クルマの塗装の劣化はどうしても避けられないようですが、放置するとどうなってしまうのでしょうか。また、劣化から保護する方法はあるのでしょうか。
 

放置するとボディにサビが広がるためキレイに塗装面のケアを忘れずに(画像はイメージ)
放置するとボディにサビが広がるためキレイに塗装面のケアを忘れずに(画像はイメージ)

 塗装の劣化を放置してしまうと、ボディの素材である鉄などに悪影響を及ぼします。

 先述の通り、塗装の役割はボディやバンパーを保護する目的があるので、その保護がされなければ、ボディのサビが徐々に広がっていき、バンパーなどの樹脂パーツは紫外線の影響をモロに受けてしまいボロボロに崩れていきます。

 ボディがサビた状態はある意味「味がある」とも捉えられますが、本来ボディが持つべき強度を著しく低下させるため、いずれ穴が空いたり崩壊してしまう可能性もあります。

 単にみすぼらしいだけでなく、穴が空いたりしてしまうと運転するには危険な状態となるので、塗装の劣化は防ぎたいものです。

 一般的には塗装を保護するには、劣化を進める原因となる酸性物質や直射日光からクルマを守ることが重要です。

 例えば、鳥のフンなどを食らってしまった場合はすぐに洗車しましょう。直射日光から守るには、ボディにコーティングを施したり、クルマを使用しないときは直射日光を避けた場所で保管することが良いでしょう。

 特に保管場所では、温度変化が少なく直射日光にさらされない地下が理想とも言えますが、なかなかそういった駐車場を探すのは難しいものです。

 その場合は、紫外線をカットするコーティングを施工することが良いでしょう。

 化粧品やスキンケア製品に紫外線カット機能を持つものがありますが、クルマのコーティング剤にも同様に紫外線カット機能を持たせたものがあります。

 それらの製品を使用してボディケアを行うことで、顔料の劣化を遅らせることは可能です。コーティングが代わりに劣化していくため、こまめな施工が大切です。

※ ※ ※

 1年のうちで、紫外線が最も強いのが5月と言われています。

 これは、季節的に上空のオゾン層が十分に出来ていないことに加え、日照時間が長く太陽の角度も高いためです。

 出かける時に肌の日焼け予防も大切ですが、特に赤いクルマに乗っている人はボディをキレイに保つために、クルマの「日焼け止め」も施してあげると良さそうです。

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