アンダー150万円でMTアリ! 「ヤリス以下」のトヨタ新型「最小級コンパクトカー」登場! 初の全面刷新受けた新型「アギア」尼市場で発売
2023年3月11日、トヨタのインドネシア法人は、コンパクトカー新型「アギア」とそのハイスペックモデルである新型「アギア GRスポーツ」の価格を発表しました。150万円を下回る価格設定ながら、優れた性能を誇る“コスパの高い”クルマとなっているようです。
アンダー150万円から発売! トヨタ新型「最小級コンパクトカー」
2023年3月11日、トヨタのインドネシア法人は、ジャカルタ コンベンション センターで開催された「Gaikindo Jakarta Auto Week 2023」にて、新型コンパクトカー「アギア」とそのハイスペックモデルである新型「アギア GRスポーツ」の価格を発表しました。
アギアは、トヨタがインドネシアで展開するラインナップのなかでもっとも小さく、価格が手頃なモデルとしてラインナップされるコンパクトカーです。
その初代モデルは、ダイハツとの協業により、アジア圏の新たな市場を開拓するため2013年に登場。ダイハツからは「アジア」「アイラ」といった各市場ごとに違う名前で販売されています。
今回価格が発表された2代目へと進化した新型「アギア」は、「Exciting City Car」をコンセプトに、初の全面刷新を受け10年ぶりにフルモデルチェンジが行われたモデル。
トヨタは、このクルマについて「Move with No Boundariesのキャッチフレーズのもと、安価な維持費や、高い費用対効果、オーナーの愛着などに加え、優れた快適性を提供し、多様化する移動のニーズをしっかり満たす機能を備えたクルマを目指した」と説明しています。
新型アギアのプラットフォームには、先代モデルとは異なる「DNGA Aセグメントプラットフォーム」を採用。ボディサイズは、全長3760mm×全幅1665mm×全高1505mm、ホイールベース2525mmとなり、国内で展開されているトヨタ「ヤリス」よりも小さいトヨタ「パッソ」ほどのサイズです。
搭載されるパワートレインは、最高出力88馬力・最大トルク11.52kgf・mを発揮する1.2リッター直列3気筒エンジンを採用、これに5速MTもしくはCVTが組み合わされ前輪を駆動します。燃費は21km/Lを超えるといいます。
そのエクステリアは、スポーティで力強いデザイン。シャープなフロントバンパーとLEDヘッドランプ、縦型LEDイルミネーションランプがアグレッシブな印象を一層引き立てます。
インテリアでは、インストルメントパネルやドアトリムに立体感のあるデザインを採用し、高級感を演出。人間中心の設計に基づき、センターコンソールとシフトレバーはより高い位置に移動されました。
同時に発表された新型「アギア GRスポーツ」は、このアギアのスポーティ仕様。
空力特性を改善するエアロキットが装備され、ダウンフォースの追加により、安定性と俊敏性を備えた優れた操縦性を実現します。
また、専用の15インチアルミホイールの装着で安定感と魅力もアップ。
さらにパワーステアリングのモーター出力を向上したほか、剛性の高いショックアブソーバーやコイルスプリングを採用し、より応答性の高いステアリングと優れたハンドリングを実現しています。
インテリアでも、フロントシートのGRスポーツロゴやレッドステッチ、合成皮革製ステアリングホイールなどが専用で設定されます。
価格は、通常の新型アギアが1億6790万ルピア(約146万円)から、新型アギア GRスポーツが2億3700万ルピア(約206万円)からです。
トヨタのインドネシア法人でマーケティング ディレクターを務めるAnton Jimmi Suwandy 氏は、今回の発表について以下のようにコメントしています。
「新型アギアと新型アギア GRスポーツはそれぞれ、まったく異なるセグメントのモビリティ ニーズを満たす役割を担っています。
新型アギアの開発は、エントリーモデルの基本的な価値を強化することに重点を置いています。
対する新型アギア GRスポーツは、スポーティなクルマに関心を持つお客様のニーズにお応えするため、走る楽しさをさらに高める特別なチューニングをしています。
これらの2つのハッチバックは、優れたパッケージングで、エキサイティングなシティカーにふさわしい価格で販売します」
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