トヨタ新型「プリウス」最上級仕様だけの「マイルームモード」って何!? “部屋”として使える有能な機能とは
2023年3月15日からトヨタ新型「プリウス」にプラグインハイブリッド(以下PHEV)モデルが設定・発売されますが、このクルマには「マイルームモード」というプリウスを“自室”のように使えるモードが設定されているようです。
最上級「爆速プリウス」は“部屋”としても使える?
2023年3月15日、トヨタ新型「プリウス」の最上級グレードとなるZグレードに、プラグインハイブリッド(以下PHEV)モデルが発売されます。
そんなPHEVモデルには、「マイルームモード」が設定されているといい、自室”のように使えるモードが設定されています。一体どんな機能なのでしょうか。
2022年11月に発表された5代目となる新型プリウスは、従来の高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備えたクルマとして開発されました。
ボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm、ホイールベースは2750mmと、先代モデルと比較してボディサイズが拡大。
エクステリアでは、プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、第2世代TNGAプラットフォームによる、さらなる低重心化や、19インチ大径タイヤの採用によって、よりスポーティなスタイルを手に入れました。
インテリアは、「アイランドアーキテクチャー」コンセプトにより、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピット感覚を両立しています。
そんななか、3月15日より発売予定のPHEVモデルには、223馬力を発揮する2リッターエンジン+モータープラグインハイブリッドシステムが搭載されます。
これにより、0-100km/h加速は6.7秒に達し、スポーツカー並の動力性能を確保した上で、19インチタイヤ装着車では26.0km/L、17インチタイヤ装着車では30.1km/Lの高い省燃費性を両立しています。
PHEVの機能として、レジャーやアウトドアで役立つ、バッテリーにためた電力を外部に給電できる「EV給電モード」を搭載。
また、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HEV給電モード」が設定されます。
HEV給電モードでは、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続。
バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態であれば、一般家庭約5日分の電力を供給可能となっています。
給電用の装備として、室内への虫などの侵入や雨天での雨水の侵入を防ぐ外部給電アタッチメントも標準で装備、ドアガラスを閉じたままでの外部給電を可能とするなど、工夫がされています。
さらに、プリウスを自室のように使える「マイルームモード」も搭載しています。
このモードは、普通充電時にパワースイッチをONにすることで発動し、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になるというものです。
これにより、エンジンをかけずに車内で快適に過ごすことができ、車内をもう1つの部屋としてテレワークや休憩などに使うことができます。
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プリウスのPHEVモデルの価格は、460万円からと決して安価とは言えない金額ですが、災害時の非常電源や別室として使える点を考慮するとお得な1台かもしれません。
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