アンダー70万円の“ちょっとデカイ”「アルト」が人気すぎ!? MTアリのスズキ「最小級コンパクトカー」とは
2023年3月1日、スズキのインド法人「マルチ・スズキ」は、2月の販売台数を公表しました。アルトシリーズを含むインド市場でMiniセグメントに当たるクルマが2万1875台と好調なようです。このアルトシリーズは日本で販売される軽自動車の「アルト」とはちょっと雰囲気が違うようですが、どのようなクルマなのでしょうか。
インドにはちょっとデカイ「アルト」がある?
2023年3月1日、スズキのインド法人「マルチ・スズキ」は、2月の販売台数を公表しました。これによるとインド内での2月の月販台数は15万823台で、うちインド市場でMiniセグメントに当たるクルマが2万1875台と好調です。
このMiniセグメントに属するスズキ車は、コンパクトSUVの「エスプレッソ」に加え「アルトシリーズ」が含まれます。
日本でも販売されている軽自動車の「アルト」とは少し様子が違いますが、どのようなクルマなのでしょうか。
国内でアルトといえば、ベーシックなハッチバック型となる軽自動車のアルトを想像しますが、マルチ・スズキが展開するアルトシリーズは少し様子が違います。
マルチ・スズキが展開するアルトシリーズには、「アルト」と「アルトK10」の2種類が存在。
ボディサイズは、アルトが全長3445mm×全幅1490-1515mm×全高1475mmで、アルトK10は全長3530mm×全幅1490×全高1520mmと、日本で展開される軽自動車のアルト(全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm)より一回り大きいですが、マルチスズキがラインナップするクルマの中で最小です。
エクステリアのデザインも日本のアルトとは異なります。マルチ・スズキが展開するアルトではどこか懐かしささえ感じるシンプルさで、アルトK10は“ニコッと笑ったようなかわいらしい”大型グリルが特徴です。インテリアは、どちらもシンプルで無駄のない仕上がりです。
パワートレインには、それぞれガソリンモデルと、CNG(圧縮天然ガス)対応モデルを用意。アルトでは最大出力47馬力・最大トルク69Nmを発揮する796cc直列3気筒エンジンを搭載。一方アルトK10では最大出力66馬力・最大トルク89Nmを発揮する1.0リッター直列4気筒エンジンを搭載します。
これに組み合わせるトランスミッションは、アルトでは5速MTのみ。アルトK10では5速MTもしくは、2ペダル式のAGS(オートギアシフト)を選択可能です。
価格は、アルトが35万4000インド・ルピー(約58万円)から、アルトK10が39万9000インド・ルピー(約66万円)です。
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マルチスズキでは、同社の展開するミニバン「イーコ」も、2010年の登場以来、累計販売台数1000万台を突破するなど、販売が好調です。
現地で販売される国内で販売されるクルマと比較するとちょっと懐かしい雰囲気のクルマが、インド市場では人気のようです。
消えろカス。コイツの記事は題名で釣りをするのでバカ