「道の駅」誕生30年で1200か所突破へ 長野から宮崎まで6駅が仲間入り! 登録を受けるための要件とは?

長野から宮崎までの全国計6施設が、新たに「道の駅」として登録されます。

「道の駅」最初の登録から今年で30年

 国土交通省は2023年2月28日、市町村から申請があった6施設を新たに「道の駅」として登録すると発表しました。

道の駅「蓮如の里あわら」イメージ(画像:国土交通省)
道の駅「蓮如の里あわら」イメージ(画像:国土交通省)

 新たに加わる道の駅は次のとおり(カッコ内は所在地と路線)。

・和田宿ステーション(長野県長和町、国道142号)
・蓮如の里あわら(福井県あわら市、国道305号)
・若狭美浜はまびより(福井県美浜町、国道27号)
・海南サクアス(和歌山県海南市、国道42号)
・まきのさんの道の駅・佐川(高知県佐川町、国道33号)
・きたごう(宮崎県日南市、県道28号日南高岡線)

「蓮如の里あわら」は4月22日、「若狭美浜はまびより」は6月2日、それ以外の4駅は2023年度内にそれぞれオープンする予定です。

 このうち「蓮如の里あわら」は、石川・福井の県境という立地を生かした地場産品の物販施設をはじめ、オリジナルメニューを提供する飲食施設を設置。地域のまちあるきツアーを案内する観光施設も配置し、観光の玄関口としての役割を担います。

 また、隣接する「蓮如上人記念館」と連携し、イベントの共同開催なども検討しています。

※ ※ ※

 道の駅は、自治体などからの申請に基づき、国交省道路局が要件を満たす施設を毎年登録しています。

 道の駅の主な要件としては、十分な容量の駐車場や清潔なトイレ、ベビーコーナーといった子育て応援施設などが無料で24時間利用できること、道路や地域に関する情報提供施設があること、地域振興施設があること、施設間がバリアフリー化されていることなどです。

 30年前の1993年4月22日に全国103の施設が初めて登録されて以来、道の駅は増え続け、現在は1198駅に。そして今回の追加で1204駅になります。

【地図】長野から宮崎まで! 新「道の駅」6か所を地図で見る(25枚)

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2件のコメント

  1. わがままなのは承知ですが、道の駅には給排水や食器の洗い場、容量大きめのゴミ箱等があるとあった方がいいと思います。
    私はキャンピングカー持ってないですが、持ってる人は一体どこで給排水してるのかといつも疑問に思います。
    お金のかかる事なんで色々難しいかもしれませんが、災害対策やキャンプブームでキャンピングカーが増えてる事を考えると使える施設がないとなぁと思ってしまいます。
    道の駅には旅人応援の役割を担ってもらいたい。少なくともゴミ箱は必ず欲しい(無いとこがあって困った)

  2. 道の駅と言ってもピンキリで、温泉もある大型ショッピングモールみたいなものから、ゆとりの駐車帯にある産直以下のものまで。非常に入りにくい構造だったり、バイパスの建設で国道から外れてしまって場所が分かりにくくなってしまったり。
    何かを狙ったのだろうけど利用者にウケが悪くて何がしたかったのか分からないものまで。あと、道の駅なのにやたらと駐車場が狭いなんてものまである。

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