トヨタ人気SUV「ヤリスクロス」「カローラクロス」は同価格帯!? 「デザイン」以外にも違いアリ! それぞれの特徴とは

トヨタのSUVラインナップでは「ヤリスクロス」と「カローラクロス」が同じ価格帯で用意されています。どのような違いがあるのでしょうか。

トヨタ「ヤリスクロス」と「カローラクロス」は何が違う?

 近年人気のボディタイプである「SUV」。高い車高による見晴らしの良さや、アウトドアでも映えるタフなイメージのエクステリアなどが人気となっています。
 
 そんなSUVですが、トヨタのラインナップを見てみると、約200万円から300万円とほぼ同じ価格帯で「ヤリスクロス」と「カローラクロス」の2台が存在します。この2台は何が異なるのでしょうか。

ヤリスクロス(上)とカローラクロス(下)
ヤリスクロス(上)とカローラクロス(下)

 ヤリスクロスは2020年8月末に発売。コンパクトカー「ヤリス」シリーズに属するSUVです。プラットフォームはヤリスと同様のTNGA GA-Bを採用し、軽快なハンドリングと上質な乗り心地を実現。

 カローラクロスはヤリスクロスのおよそ1年後となる2021年9月中旬に発売。1966年から続く「カローラ」の系譜を名乗るSUVで、プラットフォームにはヤリスクロスよりもワンクラス上のTNGA GA-Cを採用しています。

 ヤリスクロスのボディサイズは全長4180-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mmとコンパクトです。

「ENERGETIC SMART」をデザインのキーワードとし、精悍な印象を与えるフロントや、フロントからリアまでを通り抜ける水平軸が力強い雰囲気を表現。

 リアはスクエア形状の中央部分と大きなバックドアが機能性を高め、大きく張り出したフェンダーもたくましさを印象付けています。

 また、ヤリスクロスの特徴として、窓より上部のカラーがブラックとなる2トーンカラーが選択できる点も挙げられます。

 一方で、カローラクロスは全長4490mm×全高1825mm×1620mmとヤリスクロスよりもひとまわり大きいボディサイズです。

 デザインコンセプトは「アーバン・アクティブ」。ガラスや前後のランプに伸びやかな印象を与えるデザインとなり、ワイドで安定感のあるバンパーを採用することで、都会的で堂々としたイメージを持たせます。

 ボディの大きさやデザインは両車で異なり、ヤリスクロスはコンパクトで力強さを、カローラクロスはワイドで余裕のある雰囲気を持つという違いがあります。

 インテリアを見ると、ヤリスクロスはセンターコンソールからディスプレイオーディオにかけての縦方向の流れを強調し、シート、ステアリング、シフトレバーなどを適切に配置することで、運転に集中できるインテリアを実現。

 インパネ上部はソフトパッドを採用し、温かみのある新しいフェルト素材をドア内張りに広範囲に採用するなど、上質で心地よい室内空間を実現しています。

 さらに、内装色にはベーシックなブラックに加えてブラウンやタンも用意し、ボディカラーと合わせて自分好みの仕様を選ぶことができます。

 カローラクロスのインテリアは、シンプルなブラック単色の設定。インパネからドアにかけて広さを感じさせる連続的なデザインとなり、上質で洗練された質感を実現。シートには高いホールド性をもつ形状を採用しています。

 エクステリアやインテリアでは、ヤリスクロスが力強さと軽快さが特徴ですが、カローラクロスではワイド感や落ち着いた上質な雰囲気を持っています。

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