トヨタ新型「プリウス」なぜサビだらけ? 納車後すぐに見た目ボロボロ… SNSで話題「サビプリ」の正体とは

トヨタ新型「プリウス」は2022年11月の世界初公開から大きな注目を集め、日本では2023年1月にハイブリッド車が発売されています。多くのユーザーから注目を集める中、既にサビだらけの新型プリウスがSNSで話題となっています。

新型プリウスがサビついている? 納車翌日から「ボロボロ」に

 2022年11月に世界初公開されたトヨタ新型「プリウス」は世界中から大きな注目を集め、2023年1月にハイブリッド車が発売されました。
  
 特に第一印象を左右するデザインは、多くのユーザーにインパクトを与えています。
 
 そんな新型プリウスが驚きの状態で発見されたとSNSで話題になっています。

【画像】なぜサビだらけ? 納車翌日にボロボロに!? 驚きの状態となった新型プリウスの写真を見る!(45枚)

なんだこれは…!? 新型プリウスがもうサビだらけ…! 驚きのサビプリの正体とは!(画像提供:カラップ)
なんだこれは…!? 新型プリウスがもうサビだらけ…! 驚きのサビプリの正体とは!(画像提供:カラップ)

 5代目となる新型プリウスは、それまでの印象を一新するため、これからの時代でも選ばれる愛車を目指して、スタイリッシュなデザインとスポーティな走りに加え、歴代プリウスの個性だった低燃費も実現しました。

 特に見た目として「一目惚れするデザイン」を掲げ、より低重心かつスタイリッシュなプロポーションに生まれ変わっています。

 そんな新型プリウスですが、2023年1月末頃から徐々に納車が始まっています。

 なかでもSNSでは納車されたばかりなのに、既にサビだらけの個体が話題となっています。

 まるで、廃墟やホラー映画を連想させるような姿へと変わり果てています。

 実はこの新型プリウスは、サビだらけのように見えるラッピングが施工されているのです。

 このサビ風の新型プリウスは、福島県郡山市のカーラッピング店「カラップ」が特別にラッピング施工した、通称「サビプリ」というモデルです。

 なぜ新型プリウスにこのようなラッピング施工を行ったのでしょうか。製作者は次のように話します。

「7年前、3代目プリウスに初めてサビ加工を行ったところ、SNSで大きな話題となりました。

 今回はかなり斬新なスタイルで新型プリウスが出るということだったため、7年ぶりにサビ加工を再現しようと考えました。

 これに加えて、真っ先に個体を納車して、まだ街中でもほとんど新型が走っていないなかやってみたら、面白いのではないかと思いました」

 7年前に大きな話題となった初代サビプリを新型で再現することで、さらなる話題性を産んだ新型サビプリ。

ラッピングって凄い! 本当にサビだらけに見える新型「プリウス サビ仕様」の施工模様(画像提供:カラップ)
ラッピングって凄い! 本当にサビだらけに見える新型「プリウス サビ仕様」の施工模様(画像提供:カラップ)

 今回の制作過程について、同製作者は次のように話します。

「2022年11月初旬には販売店には今回の趣旨を伝え、いち早く納車できるよう協力を求めました。

 12月末には、色もオプションも選ばずして本発注を行いました。

 それからは、納車日が決まる前から写真をもとに、クルマの展開図をイラストレーターにて作成。

 車体に合わせたサビのデータを作成し、納車前に仮完成しました。

 おそらく福島県で第1号を2023年1月26日に納車し、すぐにシートを実車に合わせて調整。

 5人で施工を行い、丸1日で完成させました」

 このように、ただでさえめずらしい新型プリウスに、一味違ったラッピング加工を加えることで、さらなる希少性を求めたといいます。

 そんな制作段階で、もっとも苦労した点について、同製作者は次のように話しています。

「苦労したのは、実車がなかったことです。

 新型プリウスのようなデザインはクルマの形に合わせ、ワンオフで制作します。今回は展開図も諸元表もなく苦労しました」と話します。

 今回は、まだまだめずらしい新型プリウスが、ラッピング加工により変わり果てた姿で発見されました。SNSやメディアを通じてサビプリには大きな注目が寄せられています。

※ ※ ※

 今回のラッピングを行ったカラップは、普段は通常のラッピングを行っています。

 商用車からレース車両まで幅広いクルマを扱っている当店は、SUPER GT選手権のGT300クラスに参戦する「BMW Team Studie x CRS」のマシンも手掛けています。

 なおカラップでは、同製作者自身がグラフィックデザイナーを務め、ユーザー希望のデザインを制作から出力、貼り付けの施工まで、すべてワンストップで行っているようです。

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4件のコメント

  1. 超リアル。惚れた。

  2. これもレトロブームの1つか?笑
    でも安ければ大真面目に施工してみたい。

  3. フル施工が10万以下で5年は下地の塗装に影響しないフィルムなら前向きに検討したい。

  4. クラッシュ痕も上手く付けられないのかな?
    そしたらもっとインパクト強くなると思う。

    今じゃあ、ちょっとの傷でもプラカバー(フェンダー)換えちゃうので、その古いのと交換しちゃえばよいんじゃあないの?
    d(^0^)/

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