人気の「SUV」からあえて別ジャンルに乗り換え! 何がダメだった? 私たちが「脱SUV」した理由

いずれまたSUVに乗りたい理由とは

 トヨタ「RAV4」に乗っていたMさんはホンダ「フリード」に買い換えました。

「犬を飼っていてラゲッジルームに乗せていたのですが、老犬になってきてジャンプして乗るのがだんだん厳しくなってきました。

 抱き上げて乗せれば済むことなのですが、犬が乗りやすいような低床設計でスライドドアのフリードを選びました」

実用性も確保しているSUV
実用性も確保しているSUV

 ペットも大事な家族ですからクルマ選びの条件に加えるのは当然。でも、安全のためにクレートなどを利用するのがオススメです。

「前のクルマのときはクレートに入れるとクルマ酔いしていたのですが、フリードにしてからは酔うことがなくなり、基本クレートにインさせています。

 RAV4は、最初のころは気にならなかったものの、行距離が増えて足回りがヘタってくると重心が高いぶんヒョコヒョコする感じがしたので、それが犬のクルマ酔いにつながる原因だったのかもしれません」

 たしかにSUVは重心が高く、またサスペンションのストロークが大きいこともあって、セダンやハッチバックとは乗り味が若干異なりました。ただし、近年のモデルではほとんど差が感じ取れないレベルになっているといわれています。

 トヨタ「ハイラックスサーフ」から「プリウス」に乗り換えたIさんは、ボディの大きさに疲れたといいます。

「都内は高さ制限のある駐車場が結構あったり、住宅街の細い道での取り回しもストレスに感じてプリウスに乗り換えました。でも、正直いうとハイラックスが恋しいです。

 プリウスはとても良くできたクルマで燃費も優秀ですし、どんな駐車場でも入れます。でも、ハイラックスの方が乗っていて満足感がありました。苦労も含めて魅力だったんだなと、今では思っています」

※ ※ ※

 今回話しを聞いた人は皆さん将来的にまたSUVに乗りたいと話します。同じクルマに乗りたいという人もいますが、最近増えてきたSUVタイプのBEVに興味を持っている人が多く、やはり燃費や税金の優遇に興味があるそうです。

 それにしても、一度手放して違うジャンルのクルマに乗り換えてもまた乗りたくなるのですから、SUVはそれだけ魅力的なジャンルということがわかりました。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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