「新東名~清水港」直結バイパス20日開通 中部横断道も連絡して港・フェリー・三保方面が便利に!
静岡県道清水富士宮線バイパスが全線開通。これにより、新東名高速の清水いはらICから清水市街や清水港へのアクセス性が向上します。
新東名清水連絡路の清水いはらICに直結
静岡市長は2023年2月15日に開いた定例記者会見で、同市清水区で建設を進めてきた県道75号清水富士宮線のバイパスが、20日13時に全線開通すると発表しました。
県道75号清水富士宮線は、清水港近くの国道149号から富士宮市の国道139号に至る延長62kmの主要地方道です。
このうちバイパスは、清水区内を走る国道1号静清バイパスの庵原交差点から新東名高速清水連絡路の清水いはらICまでの延長約3.8km区間を指します。
1993年度に事業着手され、2020年11月までに南側約2kmが開通。そして今回、北側の庵原球場入口交差点から清水いはらICまでの約1.8kmが開通を迎えます。
バイパスが清水いはらICに直結することで、新東名や、一つ隣の新清水JCTで接続する中部横断道から、清水港や市街地へのアクセス性が向上。
これまで新東名から清水港に行くには連絡路を経由して東名の清水ICで降りる必要がありましたが、バイパスの開通により、東名や国道1号などを経由せずに清水いはらICから港湾地域へ直接向かうことが可能になります。
そしてバイパスをまっすぐ進むと、海沿いを走るしみずマリンロードに接続。これにより、西伊豆の土肥に渡れる駿河湾フェリーの乗り場や、三保方面などへもアクセスしやすくなります。
また、これまで物流車両が集中していた清水ICの交通が分散し、混雑が緩和する見通しです。
清水区と新東名は相性が悪いので(西は新静岡インターから入る、東は東名高速)、この道路をつかうのは地元住民の方か、清水から中部横断道にむかう車両がほとんどだと思う。