「車通れんやろ!」 “スマホ3台”幅の「日本一狭い車線」存在! ご丁寧に「路側帯」標示の激セマ道路がSNSで話題に
日本には狭い道が多くありますが、なかでもSNSに投稿されたある道が話題になっています。
路側帯の意味ある? 50cm切りの「狭すぎ車線」
海外と比べると狭い道が多いとされる日本の道。街中を歩いていても、思わず「狭っ」とつぶやいてしまいそうな道もたくさんあります。
そんな日本の道路ですが、SNSである路地についての投稿が話題になっています。
たこ@道路好団垢(@road0724day)さんは、名古屋市内の路地を撮影し、4枚の写真とともに以下のコメントを投稿。
「路側線の間隔がスマホ3台分(48cm)しかない路地が、何と名古屋に!これは間違いなく『日本一狭い車線』だと思われます」
写真には、クルマの通行はかなり難しいように思われ、自転車やバイクがやっと通れるほどの幅しかない路地が写されており、さらに道路左右には通常の幅の道と同様の白い路側帯が引かれています。
たこさんは手持ちのスマートフォンを置いて左右の路側帯の間隔を計測。するとサイズは48.2cmだったようで、実質的な「車線」がわずか50cmにも満たない狭さであることが明らかになっています。
この投稿について、多くのユーザーからコメントが寄せられ「二輪、自転車を除く進入禁止の標識が立っていてもおかしくない」「いや一通じゃないんかーい」など、狭すぎる道に対しての様々な疑問が交わされています。
また、「ミニカーだと白線踏んづけていいならギリ…」「路側帯引いてるときの作業員の表情見たい」など、自転車やバイク以外で通れるクルマを探したり、路側帯としての意味を成すのか不明とも言える標示の工事を行う作業員の気持ちを推察する投稿も見られました。
この投稿について、たこさんは以下のように話します。
「最初に見つけたときは冗談かと思い、思わず驚愕の声が出ました。
クルマの走行を完全に想定していないどころか、物理的に収まらない『車線』が公道に存在するとは夢にも思いませんでした。
この路地は側溝を含めるとおよそ1.7m。軽自動車でミラーを畳めば通行できる可能性がありますが、路側帯を通行していることになり、厳密には道交法違反であると言えます。
この道の面白さは、一言で言えばギャップです。車線の設置により期待されていた筈の通行方法が、現実には完全に不可能という意味不明な所が、私の探求心をくすぐったのかもしれません」
全国津々浦々、大小様々な道が存在しますが、法的には通行可能でも「どうやって通るんだろう」「ここ曲がれるの?」など、実際にクルマなどで通行するには無理がある道路も存在するようです。
そのような道を見つけ、存在の意味や標示の意味、通行の可不可に対して思いを馳せるのも、面白いかもしれません。
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たこさんは道路や信号について研究しており、今回の投稿のような車線の幅が狭く跨がないと通行が困難な道路が神奈川県三浦市や東京都豊島区などにも存在するとしています。
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