「液体を思わせるような金属感」 マツダ「ロードスターRF」が2016年のカラーデザイン最優秀賞に
「マツダ ロードスターRF」が、車両の優れたカラーデザインを顕彰する「オートカラーアウォード2016」において、グランプリを受賞しました。
14のノミネートから選出
一般社団法人日本流行色協会は2016年12月12日(月)、同協会主催の「オートカラーアウォード2016」において、「マツダ ロードスターRF」が採用した外装色「マシーングレープレミアムメタリック」、内装色「オーバーン」がグランプリを受賞した発表しました。
「オートカラーアウォード」は車両の優れたカラーデザインを顕彰する制度で、年に1回実施。今年は12月10日(土)に横浜美術館(横浜市西区)で審査会が開かれ、14のノミネートからひとつのグランプリとふたつの特別賞が選ばれました。
「マツダ ロードスターRF」のグランプリ受賞理由は、日本流行色協会によると、マツダが目指してきたCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)によるブランド構築の集大成とも言える優れたカラーデザインであること、CMFと形状が一体となって、非常に調和した美しさを持っていること、マシーンの鉄をイメージさせるグレーを、液体を思わせるような金属感により、グラマラスでセクシーなデザインとして作り上げたことといいます。
マツダがグランプリを受賞するのは2代目「マツダ ロードスター」が「オートカラーアウォード2001」を受賞して以来、2度目。同社は「『カラーも造形の一部』という思想の下、新しいカラー表現やそれを実現する塗装技術を積極的に追求し、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになること」を今後も目指すとしています。
なお、特別賞はホンダの「NSX」(2台でノミネート)とヤマハ発動機の「XSR900」「Vino Deluxe」(2台+4台でノミネート)が受賞しています。
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提供:乗りものニュース