スバルが「新型コンパクトSUV」米で初公開! イエローが斬新な新型「クロストレック スポーツ」登場
米国スバルは、シカゴオートショー2023で新型「クロストレック」(2024年モデル・米国仕様)を初公開しました。同市場で2023年春より順次発売されます。
3代目となる新型クロストレック(米国仕様)で初公開
スバルの米国法人は2023年2月9日(現地日時)、新型コンパクトSUV「クロストレック 2024年モデル」をシカゴオートショーで初公開しました。
3代目となる新型クロストレックは、まったく新しい内外装のデザインに加え、剛性を高めたシャシを採用。オンロードでもオフロードでも楽しく快適なドライビングを実現します。
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米国仕様の新型クロストレックのパワートレインは、最高出力152hp、最大トルク145lb.ft.の2リッター水平対向4気筒エンジンと、最高出力182hp、最大トルク178lb.ft.の2.5リッター水平対向エンジンが用意され、トランスミッションは全車リニアトロニックCVTです。
2.5リッターエンジンを搭載する「スポーツ」「リミテッド」グレードはパドルシフト(MTモード付)を採用。さらに、アクティブトルクベクタリングとパフォーマンスマネジメントシステム「SI-Drive」を標準装備しました。
駆動方式はスバルシンメトリカルAWDを標準装備し、オンロードでもオフロードでも、レスポンスの速さ、俊敏なハンドリング、優れたコントロール性を実現します。
また、滑りやすい路面や急な傾斜で走破性を高めるX-MODE(ヒルディセントコントロール付)を搭載。スポーツ、リミテッドグレードは、デュアルファンクションX-MODEにアップグレードされ、より幅広い条件下で能力を発揮できるようになりました。
さらに、坂道での停車中に車両を一時停止させる「インクラインスタートアシスト」を全車に装備します。
新型クロストレックの新たな外観デザインは、フレームレスの六角形グリルやコンパクトなヘッドライト、抑揚を利かせたボディライン、広いスタンスなどにより「冒険心」を表現。また、ホイールアーチクラッディングとロッカーパネルにブラックを採用し、ボディカラーとのコントラストを際立たせました。
フロントホイール開口部の後縁にはエアアウトレットを設けることで空力性能が向上。リアバンパー左右にもエアアウトレットを追加し、走行安定性を向上させています。
室内は、水平基調のインパネを中心とし、モダンなインテリアに変更されました。フロントシートはサポート性を高め、疲労を軽減させるほか、特定の周波数帯域の音を低減してより静かで快適な空間を実現しました。
マルチメディアシステムは、クロストレック初となる11.6インチディスプレイを全車標準搭載。オーディオやエアコン、車両の設定などをコントロールすることが可能です。
アクティブ感を強調するスポーツグレードは特別な内外装を装備しています。外観はフロント、サイド、リアパネルにイエローのアクセントを採用。グロスブラックの18インチアルミホイールや、ダークグレー仕上げのフロントグリル、サイドミラー、ルーフスポイラーとのコントラストを引き立てています。
内装は、グレーのクロスにイエローのアクセントを加えたスタイリッシュなシートや、イエローのステッチとカーボンファイバーインテリアトリムが取り入れられ、コンビネーションメーターにはイエローメタリックのトリムリングを装備しました。
運転支援システムとして最新の「アイサイトドライバーアシストテクノロジー」を全車標準搭載。
視野の拡大や制御ソフトウェアの更新、電動ブレーキブースターの追加により、交差点で自転車や歩行者をいち早く認識し、必要に応じてドライバーに警告を発し、ブレーキをかけることで衝突を回避します。
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米国での新型クロストレックの価格は2万4995ドルから3万895ドル(約329万円から約407万円)とし、エントリーグレードは従来モデル(2023年モデル)と同価格で販売されます。2リッター車は2023年春、2.5リッター車は夏に発売予定です。
なお、2リッター車は引き続きスバル群馬製作所で製造されますが、2.5リッター車は米・インディアナ州のスバルオブインディアナオートモーティブで生産されます。
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