トヨタ「4月-12月決算」発表 過去最高27兆円の売上高を記録
トヨタは「2023年3月期 第3四半期決算」を2023年2月9日に発表しました。
トヨタ「2023年3月期 第3四半期決算」発表
2023年2月9日にトヨタは「2023年3月期 第3四半期決算」を発表しました。
発表された「2023年3月期 第3四半期決算」は、2022年4月から12月となる9か月間のものです。
売上高は過去最高となる27兆4640億円(前年同期比18%増)となるものの、営業利益は2兆980億円(前年同期比17・1%減となったことを明かしています。
この要因としては、鋼材や樹脂といった資材高騰が大きな要素を占めるほか、半導体需給ひっ迫や自然災害などの影響で生産計画が大きく変動したによる仕入先への支援費用なども含まれるようです。
トヨタは「販売店・仕入先・工場の現場が必死に努力してきました。9か月累計の営業利益は減益ですが、第3四半期3ヶ月は資材高騰のマイナスを為替の円安や台数増加のプラスが上回り、増益を確保しています」と説明。
通期見通しの営業利益は2兆4000億円とし、「お客様に1台でも多くの商品をお届けするため、あらゆる対策を推進」していくとしています。
なお、2022年度のトヨタとレクサスを合わせた世界生産台数の計画については、半導体不足などの影響が続くことから910万台に下方修正すると発表しました。
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