イマ「1番売れてるクルマ」はナニ? コンパクトカー? 軽自動車? 2023年1月の販売台数を発表
2023年2月6日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は2023年1月度の車名別販売台数ランキングを発表しました。
1月の販売台数ランキング発表!
2023年2月6日、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2023年1月度の車名別販売台数ランキングを発表しました。
自販連は登録車(5ナンバー/3ナンバー)ランキング、全軽自協は軽自動車のランキングをそれぞれ発表しています。
なお、ランキングは通称名別となっており、例えば登録車ではトヨタ「ヤリス」にはコンパクトカー「ヤリス」だけでなくコンパクトSUV「ヤリスクロス」、コンパクトスポーツ「GRヤリス」が含まれ、軽自動車ではスズキ「スペーシア」には「スペーシア」「スペーシアカスタム」「スペーシアギア」「スペーシア」が含まれるなど、同名シリーズ全体を合算した数値となります。
●2023年1月 登録車 ブランド通称名別 新車販売速報 登録車ベスト10
・1位:トヨタ「ヤリス」(1万4772台)
・2位:トヨタ「カローラ」(1万4463台)
・3位:トヨタ「シエンタ」(1万1038台)
・4位:日産「ノート」(9875台)
・5位:トヨタ「ルーミー」(7674台)
・6位:トヨタ「アクア」(7130台)
・7位:トヨタ「ヴォクシー」(7068台)
・8位:トヨタ「ノア」(6859台)
・9位:ホンダ「フリード」(5808台)
・10位:トヨタ「アルファード」(5144台)
●2023年1月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報 乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(1万9792台)
・2位:ダイハツ「タント」(1万4330台)
・3位:ダイハツ「ムーヴ」(1万238台)
・4位:スズキ「スペーシア」(1万189台)
・5位:日産「ルークス」(7956台)
・6位:スズキ「ハスラー」(7180台)
・7位:スズキ「ワゴンR」(7157台)
・8位:スズキ「アルト」(5453台)
・9位:ダイハツ「ミラ」(4901台)
・10位:ダイハツ「タフト」(4788台)
2023年1月の新車(登録車)販売台数ランキングは、トヨタ「ヤリス」(販売台数1万4772台)が首位を獲得。2022年12月度で1位だったトヨタ「カローラ」が2位に入れ替わりました。
続く3位がトヨタ「シエンタ」、4位が日産「ノート」、5位がトヨタ「ルーミー」で、3位から5位で車種の変化はありませんでした。
一方で軽自動車では、ホンダ「N-BOX」(販売台数1万9792台)が1位を獲得。8ヶ月連続で首位の座を保持しつづけており、2位がダイハツ「タント」、3位がダイハツ「ムーヴ」、4位がスズキ「スペーシア」、5位が日産「ルークス」です。
なかでも、2022年11月度の9位(5594台)、12月度の6位(6056台)から躍進した軽スーパーハイトワゴンのルークスが注目されます。
なお前月5位だったスズキ「ワゴンR」は7位まで下がっています。
※ ※ ※
以上のランキングを登録車・軽自動車で合算すると、2023年1月度の販売台数ランキングは以下のようになります。
●2023年1月度販売台数ランキング ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(1万9792台)
・2位:トヨタ「ヤリス」(1万4772台)
・3位:トヨタ「カローラ」(1万4463台)
・4位:ダイハツ「タント」(1万4330台)
・5位:トヨタ「シエンタ」(1万1038台)
・6位:ダイハツ「ムーヴ」(1万238台)
・7位:スズキ「スペーシア」(1万189台)
・8位:日産「ノート」(9875台)
・9位:日産「ルークス」(7956台)
・10位:トヨタ「ルーミー」(7674台)
なお、例年1月は販売店の各社が「初売りセール」などを企画するのが通例となっていますが、12月度における同車種の販売台数を比較すると、いずれのクルマでもおおむね1.2倍から1.3倍の台数を記録しており、この台数増加にひと役買っている可能性があります。
今後は3月末の決算時期に向けて、各販売店の競争が激化することも予想できますが、ロシアによるウクライナ侵攻やコロナ禍による生産体制の変化、継続する半導体不足により、生産台数に限りがあるなかで各社がどのように販売台数を伸ばしていくか、注目が集まります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。