ドキ商会（青森県）は、2023年2月3日から6日まで幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023（JCS2023）」ATV群馬ブースで、ダイハツの軽ワンボックスバン「アトレー」をベースにしたカスタムコンプリートカー「NORTH HUNTER Survivor（ノースハンター サバイバー）」を出展しました。
　
　3インチのリフトアップに加え、専用パーツによるタフな外観から車中泊用ベッドキットに至るまで、トータルコーディネイトされたアウトドアに最適な仕上がりで、来場者の注目を集めていました。

　ノースハンター サバイバーのベース車は、2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジを遂げたばかりの新型アトレーです。

　限られた軽規格のなかで最大限の空間効率を高めるためスクエアさを増したデザインに加え、新開発されたFRプラットフォームと、同クラスの軽商用車で初のCVTを採用し、燃費や静粛性、発進性を高めるなど、全てにおいて一新されました。

　そんな新型車のスクエアなフォルムを活かしながら、一層タフなイメージに仕上げました。

　エクステリアパーツには、専用前後バンパー＆スキッドプレート、専用オーバーフェンダー、専用ペイントグリル、専用ヘッドライト、ワークライトを備えたハードカーゴルーフキャリアなど各オリジナルパーツで大胆にドレスアップ。

　足回りは、専用サスペンションでリフトアップを図り、トーヨー製のオフロードタイヤ「オープンカントリーR／T」とエムエルジェイ製ホイール「エクストリーム-J JX07」を組み合わせます。

　ドキ商会の担当者は次のように説明します。

「リフトアップは、全高が軽規格の2m以内に収まる範囲の3インチアップとしました。

　フロントはKYB製、リアはビルシュタイン製のサスペンションで、操縦安定性や走破性にも配慮したセッティングを施し、コンプリートカーとしての完成度にもこだわっています」

　室内はATV群馬製「RS1XXベッドキット」を備え、車中泊ニーズにも対応。またアトレーがモデルチェンジを機にスライドドアの開閉式ウィンドウを廃止したことを受け、ポップアップ式のRVウィンドウを追加したのも嬉しいポイントです。

　さらにJC2023に出展された車両には、オプションのGIワークス製ルーフトップテントを搭載し、ワイルドさをさらに強調しています。

　前出の担当者は「アトレーのノースハンター サバイバーは、初公開した東京オートサロン2023に続き展示しましたが、来場者からの反響も上々です。

　たまたま別の取材で近くを通りかかったお笑い芸人の方々もわざわざ寄り道してくれて『カッコいい』と褒めていただきました」といい、注目度も極めて高かったようです。

　アトレー ノースハンター サバイバーの消費税込み価格は、コンプリートカーで295万2050円から。パーツ単体での販売も行われる予定です。