中国BYDが日本へ初進出! 新型SUV「ATTO 3」発売しディーラーも続々オープン 販売スタイルの特徴とは
BYD Auto Japanは2023年1月31日に新型SUV「ATTO 3」を発売し、全国20の販売店をオープンしました。店舗の様子はどうなっているのでしょうか。
BYD日本進出! 全国展開の実店舗で販売するスタイルに
中国EV大手の日本法人であるBYD Auto Japan(以下BYDジャパン)は、日本進出第一弾となる新型SUV「ATTO 3」を発売するとともに、商談や試乗が可能な全国20店舗の「開業準備室」の営業を2023年1月31日に開始しました。
2月2日にはショールームを構えた店舗第1号店がオープンすることとなっていますが、店舗の様子やBYDは今後の販売戦略についてどう考えているのでしょうか。
2023年1月13日から3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された東京オートサロン2023でもサイバーな雰囲気のブースで注目を浴びていたBYD。
同社のブースではATTO 3をはじめ、今後日本市場にも導入されると明かされた「DOLPHIN」「SEAL」の計3車種を展示していました。そんなBYDがいよいよ日本に上陸します。
日本で発売されるBYDの第一段となるATTO 3の実車を見られ、試乗もできるという日本正規ディーラーの第一号店「BYD AUTO 東名横浜」が、2月2日にオープンするのを皮切りに今後全国の店舗で順次営業を開始する予定です。
2023年1月31日、オープン間近のBYD AUTO 東名横浜で、メディア向け内覧会を開催。
BYDジャパン代表取締役社長の東福寺厚樹氏と、ディーラーを運営する株式会社アクセルの岡本二久氏が並んで登場しました。
東福寺氏は店舗開業にあたり、以下のようにコメントしています。
「まず2月2日にここ東名横浜のディーラーを開設します。続いて2月23日に『BYD AUTO 堺』をオープンします。
2025年末までに100を超えるショールームを備えた店舗を全国に作ることを目標にしています」
1月31日のATTO 3発売と同時に、全国にオープンする予定の開業準備室も公表されました。
まず20店舗の開業準備室が開設され、2月以降にさらに12店舗の開業準備室がオープンする予定です。
このリストを見ると店舗を全国展開していくのが分かりますが、東名横浜店でもすでに多くの商談や試乗予約が入っているといい、さっそくBYDに対する注目度が高いことを示しています。
店舗には50kW級の急速充電器と200Vの普通充電器を設置する予定で、取材時は東名横浜の店舗でも普通充電器でATTO 3が充電されている様子が見られました。
同じEVメーカーであるテスラやヒョンデは、基本的に店舗をもたない形式で販売をおこなっていますが、それに対しBYDは全国にディーラー網を構築する予定だとしており、日本市場進出に対する力の入れ具合が伺えます。
実際にBYDの実車を見たい、触れたい、乗ってみたいと思うユーザーにとっては、実店舗で直接見学ができる販売店方式のほうがフレンドリーかもしれません。
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BYD日本市場導入第一弾となる新型SUV ATTO 3の価格(消費税込)は440万円で、モノグレードの展開となっています。
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