大師橋は「混雑改善」 生活道路も変化が!? 羽田&川崎直結の新しい橋「多摩川スカイブリッジ」開通の影響は
多摩川に架かる新しい橋「多摩川スカイブリッジ」について、東京都と川崎市が開通効果(ストック効果)を公表しました。
12時間交通量は約7千台
東京都と川崎市は2023年1月27日、都県境を流れる多摩川の最下流部に架かる新しい橋「多摩川スカイブリッジ」の開通効果を発表しました。
多摩川スカイブリッジは、東京都大田区の羽田空港と川崎市殿町を結ぶ道路橋です。東京都と川崎市が共同で整備し、2022年3月12日に開通しました。
東京都と川崎市によると、開通半年後の2022年9月13日の橋の交通量は、朝7時から夜19時までの12時間で7017台でした。
同橋の上流に位置する産業道路の大師橋は、開通前の2022年2月15日と開通半年後で比較すると大型車が約4割、全体の交通量だと約3割減少し、混雑が改善したといいます。
また、羽田側で環八通りに並行する弁天橋通りや、川崎側で国道409号に並行する殿町通りも、大型車がいずれも約3割、全体だと約2割減少。これにより、通学路になっている両岸の生活道路の安全性が向上したということです。
両岸で開発が進む成長戦略特区「羽田グローバルウイングズ」と「キングスカイフロント」の間の所要時間は、橋の開通により約14分から約3分に短縮。さらにバス路線も開設され、多摩川スカイブリッジは両特区間の結び付きを強める役割も果たしています。
大型車削減以前に、弁天橋通は、大型車通行禁止(路線バス除く)では?