うっかりでは許されない…「高速出入口の誤進入」なぜ減らない? 要因に「ナビアプリ」各社の対策いかに
誤進入を見かけたらどうする? まずは通報を!
では、高速道路を走行中に、原付や自転車、歩行者など、誤進入を見かけたらどのように対応するのが良いのでしょうか。
NEXCO各社や首都高などでは、誤進入を見かけたら通報するように呼びかけています。
首都高では「原付・自転車・歩行者が首都高に進入している(しようとしている)のを見かけたら、高速道路上では道路緊急ダイヤル『#9910』やお近くの非常電話、一般道路では110番などで通報をお願いします」と説明しています。
また、NEXCO中日本も「通行を見かけましたら、道路緊急ダイヤル『#9910』で通報をお願いします」と呼びかけています。

道路緊急ダイヤル「#9910」は、日本全国の高速道路や国土交通省が管理する国道に共通して利用することができる緊急連絡先となっています。
#9910をダイヤルすると音声ガイダンスが流れるため、その指示に従って走行している道路の選択などをおこないます。
道路を選択すると管理者に繋がるため、誤進入を目撃した旨を伝えるようにしましょう。
高速道路への進入が禁止とされている原付や自転車、歩行者は、高速道路の通行が認められているクルマや125ccを超えるバイクに比べて速度も出ず、追突事故などの恐れもあります。
誤進入を見かけたら、焦ってハンドルを切ったり、急ブレーキを踏んだりせず、周囲の安全を確認したうえで落ち着いて回避、もしくは緩やかに減速するようにしましょう。
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また、自身が原付や自転車で誤進入してしまった場合は、絶対に逆走せず、近くに料金所がある場合はそのまま料金所に。料金所がない場合には安全を確保できる路肩で停車する必要があります。
料金所では係員に誤進入の旨を伝えて指示を仰ぐほか、路肩に停車した場合には、自身のスマートフォンから前述の#9910に連絡をするか、路肩に設置されている非常電話を活用して道路の管理者に連絡をとりましょう。
いずれにしても、道路上で急停車したり、逆走や急な進路変更などは絶対におこなわないようにしてください。
Writer: Peacock Blue K.K.
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