トヨタ新社長に「佐藤恒治氏」就任へ 豊田章男氏は代表権ある会長に! 理由は「内山田会長の退任」
トヨタは2023年4月1日付の役員人事および第119回定時株主総会日付の取締役の体制について発表しました。
トヨタ4月1日から新体制へ
2023年1月26日、トヨタは2023年4月1日付の役員人事および第119回定時株主総会日付の取締役の体制について発表しました。
4月1日付の役員人事では、代表取締役会長の内山田竹志氏が退任し、会長に豊田章男氏、社長に佐藤恒治氏がそれぞれ就任します。
ぞれぞれ以下のような変更がおこなわれることになります。
豊田章男氏は「代表取締役社長/執行役員/Chief Executive Officer」から「代表取締役会長」に、内山田竹志氏は「代表取締役会長」から「代表取締役」に、そして佐藤恒治氏は「執行役員/Chief Branding Officer/Lexus International Co.(President)/GAZOO Racing Company(President)」から「執行役員/社長/Chief Executive Officer」となりました。
今回の役員人事について、豊田章男社長は次のように述べています。
「今回の役員人事についてトリガーとなったのは内山田氏の退任です。そのためトヨタの変革をさらにすすめるには私が会長になり、新社長をサポートするのが1番良いと考えました。常にサポートしてくれた内山田会長には本当に感謝します。
今回、佐藤氏を社長に任命したのは、ひとつはトヨタの思想、技、所作を見つけようとクルマ作りの現場にひっしに努力をしてきたこと、トヨタのトップに就く人はその体現者であってほしいです。
そしてもうひとつはクルマが大好きだからです。
そんな佐藤氏であれば商品を軸にしたクルマ作りをさらに前に進めてくれると信じています」
※ ※ ※
なお代表取締役の選定、役付取締役の選定については、第119回定時株主総会後の取締役会にて正式決定します。