ワックスが愛車をくすませる? 意外な原因、愛情のかけすぎに要注意
愛車のボディーがくすんで見えるのは、切ないものです。それを避けようと「しっかり洗車して、ちゃんとワックスもかけて」という人のほうが、実はかえってくすみやすいかもしれません。洗車のプロにその理由を聞きました。
愛車にワックス、ちゃんとかけていますか?
大切にしている愛車、ふと気付くと色がくすんで見える、という経験はないでしょうか。スーパーの大型駐車場のような、たくさんクルマが並んでいる場所では、特にその感覚に襲われやすいもの。「うちのクルマ、こんな色だったっけ」なんて……これ、ちょっと切ないですね。
くすんで見える原因は、まず、紫外線などによる単純な経年劣化が考えられます。保管場所を変えない限り、それはもう仕方がないこと。しかし、それ以外に実は「愛情をかけて手入れすればするほど、ボディーをくすませてしまっている」という場合があります。そんなとても残念な原因、それが「ワックスがけ」です。
見た目の問題だけでなく、クルマを良い状態でキープするためにも、洗車は大切です。しかし、「毎週毎週手洗い洗車して、きっちりワックスをかけて……」というやり方は、かえって悪影響を与える場合があります。それは、「ワックスを完全に落とすのは難しい」からです。