日産が新型「GT-R」世界初公開へ デザイン変更&特別マフラーで騒音対策の24年仕様! 次期型モデルはどうなるのか
新型GT-Rは日本のみ特別な仕様となっている? 次期型GT-Rはどうなる?
また、年を追うごとに厳格化される騒音規制も、電動化を推進する大きな原動力となっています。
2015年におこなわれた自動車基準世界フォーラムによって成立した「協定規則第51条」では、自動車の騒音が健康に対して与える影響を考慮し、市販されるクルマの騒音規制値を段階的に引き上げていくことが盛り込まれています。
GT-Rは、この騒音規制をクリアすることが難しいことなどを理由に、2022年をもって欧州での販売が終了しています。
日本でも、2022年9月から適用される騒音規制への対応が難しかったことから、2022年8月31日に一度販売終了するというかたちが取られています。
そうしたことから、新型GT−R(2024年モデル)では日本仕様のみに新構造のマフラーを採用することで対応しています。
また今後さらに厳格化される騒音規制をクリアするためには、パワートレインを電動化をすることが世界的な流れに乗る選択肢のひとつです。
これらを総合すると、次期型GT-Rが電動化することは間違いないように思われます。
日産が世界で最も電動化に熱心な自動車メーカーのひとつであることもそれを裏付けています。
いずれにせよ、冒頭のグプタCOOのコメントにあるとおり、現行GT-R(R35)はすでに集大成と呼べる状況にあります。
多くのファンを抱えるモデルであるだけに、今後登場するであろう次期型GT-Rへの期待は、ますます高まっていくことでしょう。
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次期型GT-Rについて、脱ガソリンエンジン化のトレンドや日産の経営体力の問題などから、そもそも開発がおこなわれていないという予測もあります。
ただ、「GT-R」のブランド力は国内外で圧倒的なものであることは日産自身も認めていることです。
高いブランド力を持つモデルは、実際の販売台数以上に貢献してくれるものであることはいうまでもありません。
もちろん、現時点では次期型GT-Rについて確定した事実はないというのが正確なところですが、登場しないという可能性はほとんどないと考えてよいでしょう。
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