超ド迫力グリルの豪華SUV「紅旗・HS5」先行披露!? 初刷新で大胆エクステリアに! 近日中国で発表か

マイナーチェンジした「HS5」は何が変わった?

 今回明らかとなった新たなHS5が持つ最大の特徴は、そのエクステリアデザインにあります。

 現在の紅旗は2020年に登場したH9が初めて採用した新デザインランゲージに沿って新車種が続々とリリースされています。

 2019年に登場したHS5は一世代古いデザインとなっていましたが、今回のマイナーチェンジでは、H9と同様の「山奥を流れる滝」をイメージしたグリルや、その周りを囲む「龍の髭」から着想を得た装飾を採用することが写真からわかります。

 また、テールライトもマイナーチェンジ前は左右独立していたのに対し、新たな姿では横一文字につながったデザインを採用することとなっています。

レクサス「NX」と同等のボディサイズとなるマイナーチェンジ前の紅旗ミドルSUV「HS5」
レクサス「NX」と同等のボディサイズとなるマイナーチェンジ前の紅旗ミドルSUV「HS5」

 ボディサイズは全長4785mmとなっていますが、これはデザインの刷新によって全長が25 mm延長されたことを示します。

 また、タイヤサイズは235/60R18と255/45R20の2つが併記されており、グレードによって異なるデザインのホイールを採用するものとなります。

 サイズ自体は現行モデルと同様で、ホイールのデザインもマイナーチェンジに合わせて新たなデザインとなる見込みです。

 これ以外にもパノラマルーフやフロントビューカメラ、駐車支援用クリアランスソナーなどがオプション装備として届出されています。

 肝心のパワートレインですが、マイナーチェンジ前は「CA4GC20TD-32」であったのに対し、新モデルは「CA4GC20TD-35」を搭載すると記載されており、第一汽車のエンジン命名規則ではハイフン以降が細かなバリエーションを示すものとなっています。

「CA4GC20TD-35」では出力が248hpと記載されており、旧モデルよりも約27hp向上した形になります。

※ ※ ※

 正式な発表時期は不明ですが、工信部に登場したということは間も無く登場することを意味します。

 個人的には2023年4月に開催される上海モーターショーでお披露目されるのではないかと予想します。

 また、現行のHS5は日本でも販売されているため、新たなHS5も同様に購入可能となるでしょう。

 HS5は紅旗のラインナップで、ガソリンエンジンを搭載するもっとも小さなSUVです。

 価格も18万3800元(邦貨換算:約352万8600円)からと、手の届きやすいのが特徴的です。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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