全長5.3m! ゴツい「ピックアップトラック」が日本初披露! 国内導入も期待の三菱「トライトン」は「ハイラックス」の好敵手になる!?

東京オートサロン2023会場に、ピックアップトラック「トライトン」のラリーカーを展示した三菱。国内再導入の噂もささやかれる新型トライトンについて紹介します。

日本では売ってないけど… 「トライトン」は三菱の重要な「世界戦略車」だった

 三菱は、タイで生産するピックアップトラック「トライトン」をベースにした競技用車両(ラリーカー)を、2023年1月13日から15日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された「東京オートサロン2023」で日本初披露しました。
 
 過去に日本国内でもタイから輸入して販売されていたトライトンですが、2011年に販売を終了しています。再導入はあるのでしょうか。

カスタムのお手本にもなる!? 「ゴツかっこいい」三菱のラリー参戦車両「トライトン ラリーカー アジアクロスカントリーラリー参戦車」(レプリカ)[東京オートサロン2023出展車両]
カスタムのお手本にもなる!? 「ゴツかっこいい」三菱のラリー参戦車両「トライトン ラリーカー アジアクロスカントリーラリー参戦車」(レプリカ)[東京オートサロン2023出展車両]

 かつては各国産メーカーがラインナップしていたピックアップトラックですが、2023年1月現在、トヨタが「ハイラックス」を販売しているのみです。

 近年のアウトドアブームが盛り上がりで、荷台へ気軽にレジャー道具を積載できるピックアップトラックが一部のファンから支持を集め、海外製モデルを並行輸入で購入するマニアもいるほど。

 そんななか、オートサロン会場に出展された最新型トライトンのラリー仕様が、コアなファンの間から密かに注目を集めています。

 ベースとなるトライトンは、2018年にマイナーチェンジを実施した最新モデルで、三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したスクエアな形状のフロントマスクが特徴です。

 日本では売られていない現行モデルですが、アセアンやオセアニアを中心に、中東、欧州、アフリカ、中南米など、世界およそ150の国と地域で販売され、三菱にとって重要な世界戦略車となっています。

 ボディサイズは全長5300mm×全幅1815mm×全高1795mm(ダブルキャブ・4WD)で、2.4リッター 直列4気筒ディーゼルターボエンジンと、6速ATもしくは6速MTが組み合わされます。

 タイなどアジア各国では、ピックアップトラックを乗用車代わりに使用するユーザーも多いため、トライトンは積載性といった基本性能に加え、乗用車同等の内装や装備や先進運転支援機能などを備えます。

 走行面でも、乗用車のような快適な乗り心地を実現させたと三菱では説明します。

 一方で、商用車として悪路など過酷な環境下での耐久性も確保。さらに4WDモデルでは、4つの走行モードを持つ「スーパーセレクト4WD II」を採用し、悪路走破性も向上させています。

 今回展示されたトライトンは、2022年11月にタイ、カンボジアで開催された「アジアクロスカントリーラリー」に参戦し総合優勝したT1仕様(改造クロスカントリー車両)のレプリカモデルです。

 三菱によると、軽量化やボディ要所の補強、専用サスペンション、前後LSDの採用や、大径オフロードタイヤと軽量アルミホイールによって、悪路走破性を大幅に向上させていると説明します。

 またラリーコース上に川を渡る場面があるため、シーリング強化に加え、シュノーケル(吸気ダクト)を装着するなど、本格的な装備もみられます。

 このように競技用に造られた車両ですが、カスタムの参考にもなりそうな「アウトドア映え」する仕上がりといえます。

※ ※ ※

 2022年9月、新型トライトンの国内再導入が検討されているとの一部新聞報道がありました。

 オートサロン会場で三菱関係者に聞いたところ「これまで(2018年一部改良の)トライトン最新モデルを国内で紹介する機会がなかったことから、総合優勝したタイミングで展示した」と説明し「いまのところ(市販モデルの)国内導入予定はありません」との答えでした。

 とはいえ「来場者の反応が気になる」ともいい、今後の動向にも含みを持たせます。

 ハイラックスのライバルとして、新型トライトンが改めて販売再開されることを期待したいところです。

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