スバル新型「インプレッサ」日本初披露! 海外では4000万円超え「初代」を発見! 根強い人気誇る要因とは
その正体は、有名レーシングコンストラクターによって再構築された個体
発売からおよそ25年が経過した「22B STi Version」は、その希少性もあいまって3000万円オーバーで販売されていることもめずらしくありません。
一方、そうした現状を考慮したうえでも、今回発見された個体はさらに高価であることがわかります。
その理由は、この個体が「ロジャー・クラーク・モータースポーツ」という英国の有名レーシングコンストラクターによって、完全にリビルドされたものであることにあります。
英国初のWRC王者として知られるロジャー・クラーク氏によって創設されたロジャー・クラーク・モータースポーツは、インプレッサをはじめとするスバル車のチューニングもおこなっています。
今回の個体は、1999年に英国に正規輸入された後、英国内で保管されていたようです。
その後、2018年にロジャー・クラーク・モータースポーツによって、10万ポンド(約1600万円)もの費用を掛けて細部まで再構築されたといいます。
また、エクステリアのペイントはWRCカーのペイントを多く手掛ける「SGM」によってなされています。
こうした数々の手が加わった結果、7万マイル(約11万2000km)近い走行距離を持ったこの個体は、まさに新品同様といったコンディションとなっています。
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2022年6月には「22B STi Version」を現代の技術で再構築した「P25」が、同じく英国の有名レーシングコンストラクターである「プロドライブ」によって発表されました。
25台限定で販売されたP25は、46万ポンド(約7355万円)という価格となっています。
いずれも、「22B STi Version」という限定車両がベースとなっているとはいえ、これほどまでに高額な価格が与えられる背景には、やはりインプレッサの根強い人気があることは間違いないようです。
過去のモデルを現代の技術で再構築することは「レストモッド」と呼ばれ、現在愛好家の間ではひとつのトレンドになっています。
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