運転中イライラ? 後ろから「クラクション」鳴らされた! 経験者多い? 実は「使い方」間違ってる!
クルマを運転中、後ろのクルマからクラクションを鳴らされたという経験がある人もいるかもしれません。じつはこのクラクションの使い方は正しくありません。ではどういった時に用いるものなのでしょうか。
後ろから「クラクション」経験者多い?
ユーザーのなかには、クルマを運転中に後ろからクラクションを鳴らされたという経験がある人もいるでしょう。
この行為はじつはクラクションの正しい使い方ではありません。
街中では、信号待ちで信号が変わったことに気づかず発進しないクルマに対して「早く行って!」という風に後続車がクラクションを鳴らしたり、道に迷った・運転に慣れていないなどの理由でゆっくりと走るクルマに対し、後続車が急かすようにクラクションを鳴らす場面が時折見られます。
このほか、「歩道に停まっていたクルマを避けて車道を歩いていたらクラクションを鳴らされた」「横断歩道を渡っていたら左折待ちのクルマにクラクションを鳴らされた」という声もあり、クルマに対してだけでなく歩行者にもクラクションが使われる実態があります。
筆者(元警察官はる)が警察官として勤務していた際は、信号待ちで後続車からクラクションを鳴らされたことがきっかけでドライバー同士の口論に発展したり、クラクションを鳴らされた歩行者とドライバーがケンカになり周りの人から通報されるという事例もたびたび発生していました。
クルマのクラクションは音が大きく、いきなり鳴らされるとビックリするため、鳴らされた側が怒りを覚えることも少なくないようです。
クラクションを鳴らしたドライバーの言い分としては「急いでいたので早く発進して欲しかった」、「歩行者用の信号が変わりそうだったため早く横断歩道を渡って欲しかった」などの声も聞かれました。
その一方で、クラクションは対向車に道を譲るときの合図や道を譲ってくれたクルマに対してお礼を伝えるための手段として使っているドライバーも依然として多く、日常的な運転の場面であらゆる使われ方をしているといえるでしょう。
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