ついにスズキ新型「ジムニー5ドア」正式発表! 専用装備で何が変わった? 細部を徹底解説!
マルチ・スズキ・インディアは、インドで開催されている「AUTO EXPO2023」において、新型「ジムニー5ドア」をワールドプレミアしました。
待ちに待ったぜ! ジムニー5ドアの特徴は?
ついに、スズキ新型「ジムニー5ドア」がデビューしました。
インドで開催されている「AUTO EXPO2023」において、マルチスズキ(インドの現地法人)がワールドプレミアをおこなったものです。
ジムニーは2020年11月よりインドでの生産を開始し、アフリカ・中南米に輸出。
その後、インド陸軍用としてジムニーのロングボディ(3ドアか)を納入することが決まり、その民生版であるジムニー5ドアの登場が期待されていました。
筆者も2019年あたりからその存在をキャッチし、何度か当サイトでお知らせしてきましたが、なかなか実態として掴めない状況でした。
日本の市場では、5ドアの登場を待ってジムニーシエラやジムニーを買い控える人も多く、なかなか登場しないことに痺れを切らしていたユーザーも多かったのではないでしょうか。
2021年後半から海外メディアを中心に、ジムニー5ドアの情報が多く出回るようになり、2023年一発目の大規模な自動車ショーとなるAUTO EXPO2023にて発表されることは確実視されていました。
ジムニー5ドアの仕様についてはさまざまな憶測が飛び、筆者もパワーユニットのバリエーションについて予想していましたが、フタを開けてみれば、ごくごく正統的といえる内容のモデルとなっています。
まずボディサイズですが、全長、ホイールベースとも340mm延長。ホイールベースでは全幅はシエラと同じ、全高はシエラよりも10mm低い1720mmとなりました。
3アングルは、ロング化によりランプブレイクオーバーのみ24度と縮小しています。
ただ、対地角が4度と小さくなっただけですので、それほど悪路走破性が悪くなっていることはなさそうです。
さて注目されていたパワーユニットは、シエラからのスライドであるK15B型1.5リッター直4エンジン。出力については104.8ps/134.2N/mで、シエラよりも若干ですがスペックが向上。ギア比も見直されている可能性があります。
パワートレーンも流用で、サブトランスファー付きパートタイム4WDが使われています。
トランスファーの切り替えはジムニーシエラ同様に手動式レバーでおこない、対角スタックをサポートするブレーキLSDトラクションコントロールも装備されています。
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