トヨタ新型「プリウス」新たなバッジをお尻に装着!「ハイブリッドの再生」青丸とHEVが意味することとは?
ハイブリッド車の先駆者として登場したトヨタ「プリウス」が新型モデルに全面刷新しました。これを機にハイブリッドバッジも新しくなったのですが、一体どのような意図があるのでしょうか。
ブルーの円に「HEV/PHEV」の新バッジ装着
世界初の量産ハイブリッド車としてエコカーをリードしてきたトヨタ「プリウス」が全面刷新し、5代目となる新型モデルが2022年11月に発表されました。
新型プリウスは、まるでスポーツカーのようなシャープな外観デザインや上質なインテリアに加え、新世代ハイブリッドシステム搭載と第2世代TNGAプラットフォームの採用によって気持ちの良い走りを実現。
「Hybrid Reborn」をコンセプトとし、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を併せ持ったエモーショナルなプリウスへと進化しています。それにともない、ハイブリッド車を示すバッジも刷新されました。
1997年の誕生から25年間、プリウスは優れた燃費性能を備えた新世代のエコカーとしてハイブリッド車の普及を牽引し続けました。グローバルでの累計販売台数は約505万台にのぼり、2022年3月時点で削減されたCO2量は約8200万トン以上に相当します。
ハイブリッドシステムは、プリウスを起点として、いまではコンパクトカーからSUV、ミニバン、商用車など、ほぼすべてのトヨタ車に搭載されるようになりました。
さまざまなハイブリッド車が普及するなか、これまでプリウスが担ってきた「ハイブリッドの牽引役」という役割がひとつの節目を迎えたこともあり、「次の25年もユーザーに愛され続けるために、プリウスはどうあるべきか」を考え、プリウス自身が生まれ変わり、もっとハイブリッドの魅力を知ってもらいたいという想いで生み出されたコンセプトがHybrid Rebornだといいます。
そして、プリウスをはじめとするトヨタのハイブリッド車は、「HYBRID SYNERGY DRIVE」というシルバーにブルーのラインが入った専用バッジを装着しますが、新型プリウスではこのバッジが廃止され、新たなバッジを採用。
新デザインのバッジは、シルバーで縁取りしたブルーの円と「HEV」の文字が組み合わされたもので、リアのみに装着されます。
ブルーの円とは、トヨタが提唱する「BEYONE ZERO(ゼロを超えた価値)」を象徴するマークに、Hybrid Electric Vehicleの頭文字であるHEVを用いることで「電動車」を強調する意味合いがあるようです。なお、プラグインハイブリッド車は文字が「PHEV」となります。
ハイブリッド車の先駆けであるプリウスが全面刷新を機に新たなハイブリッドバッジを装着することにより、生まれ変わったトヨタのハイブリッド車をアピールする意思表示といえそうです。
※ ※ ※
新型プリウスは1.8リッター/2リッターハイブリッド仕様のほか、2リッタープラグインハイブリッド仕様が設定されます。
従来モデルよりも動力性能が向上。システム最高出力は、1.8リッターハイブリッドが140馬力、2リッターハイブリッドが196馬力とよりスポーティになりました。
なかでも、2リッターハイブリッドの0-100km/h加速は7.5秒と、スポーツカー並みの加速性能を身につけています。
新型プリウスは5代目。4代目は2015年発売の先代型。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
PRIUSってついてんのに楕円のへんちくりんなマークはいらない。ノーズの目立つところにもあのへんちくりんなマーク。ださ。