空港ではたらくクルマは普通免許で運転できる? 車検は必要?「航空機地上支援車両」の秘密に迫る!
空港ではさまざまな専用車両が業務にあたっています。これらは「GSE」と呼ばれているのですが、運転するには特殊な運転免許が必要なのでしょうか。
飛行機を運航させるには専用のクルマが不可欠!
飛行機に乗る際、空港を利用することになります。その時はさまざまな機種を間近に見られるとあって飛行機に注目しがちですが、円滑なフライトをおこなうために空港ではさまざまなクルマが活躍しているのです。
空港内ではたらくクルマは正式には「航空機地上支援車両」といい、空港関係者からは「GSE(Ground Support Equipment)」と呼ばれているそうです。
そんなGSEは用途別に特化した専用車両が空港内だけでも30種類以上も存在しており、筆者(金田ケイスケ)が実際にカウントしただけでも38種類ありました。
さまざまな業務に特化した専用車両は普通免許で運転できるのでしょうか。日本航空(以下、JAL)に聞いてみました。
「GSEの操縦に関しましては、原則として車両の規格(サイズや排気量)に適合した公的免許が必要になります。ただし、各空港において条件が揃った場合のみ、普通免許だけでも運転操作が可能になるケースもあります」
業務内容にもよりますが、普通免許で運転できるGSEもありそうです。それ以外にもGSEの操作には特別な資格が必要なのかも気になるところです。
「搭降載業務の担当者は、まずはもっとも使用頻度の高い『トーイングトラクター』(コンテナやパレットなどを積載したドーリーを牽引する車両)の資格を取得します。そのあと個人の技量にあわせて『ベルトローダー』(受託手荷物や貨物を貨物室にコンベアで搬出入する車両)や『ハイリフトローダー』(航空機の貨物室に航空コンテナを搭降載するリフトがついた車両)の資格を順番に取得する流れになっております」(JAL担当者)
やはり専用車両ごとの資格が必要になるということです。
また貨物の搭降載以外の業務で使用される「トーイングカー」(航空機を移動させるための車両)や「パッセンジャーステップ」(ボーディングブリッジのないスポットで乗員の乗降に使用するタラップがついた車両)の操縦などは、個人の技量や資格人数を見極めつつ資格を取得していくのだそうです。
空港用「化学」消防車だと思うんですけど…
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。