「料金所の中の人」15年ぶり刷新! なぜ「あえて変化」させた? NEXCO西日本が制服を変更した理由とは

NEXCO西日本は、管内の料金所におけるスタッフの制服をリニューアルしたことを2022年12月27日に明らかにしました。

NEXCO西日本、料金所スタッフの制服を15年ぶりに刷新!

 NEXCO西日本は、高速道路の料金所について、管内の料金所におけるスタッフの制服をリニューアルしたことを2022年12月27日に明らかにしました。
 
 一体どういった理由があるのでしょうか。

15年ぶりに制服リニューアル!(画像はイメージ)
15年ぶりに制服リニューアル!(画像はイメージ)

 高速道路の料金所にはETCレーンのほか、一般レーンがもうけられています。このレーンでは、料金所スタッフが常駐しており、都度料金を支払うシステムです。

 そんななか、NEXCO西日本は管内の料金所におけるスタッフの全面的にリニューアルしたといいます。

 従来の制服は2007年4月から約15年間使用していたものの、料金所ではETC車での利用が増加したことで料金所のスタッフ業務環境が変化。

より安全で快適に働ける職場環境への取り組みの一環として変更したと、NEXCO西日本はリニューアルの理由について説明しています。

 従来の制服は、男性はシャツにネクタイ、上下紺色のジャケットとパンツのスーツのようなデザイン、女性はシャツにネクタイ(リボン)、紺色のベスト、スカートというデザインで、両者とも制帽を被っていました。

 一方で新しい制服は、コーポレートカラーであるネクスコブルーを所々に取り入れ、スポーティで清潔感のあるデザインに一新。制帽はなくスッキリとした制服といえます。

 主な変更点として、「反射材にETCレーンをイメージしたデザインを採用」「暑さ対策やストレッチ性のある素材を導入」「安全チョッキの着用を前提としたデザイン」の3点が変わったといいます。

 従来のような襟付きのシャツは変わらないものの、伸縮性のある軽量な素材を採用し、より快適性や動きやすさが配慮されているほか、腕の可動部の効果的な位置に高輝度反射材を採用し夜間の視認性が確保されています。

 従来の制服に比べると、フォーマル性を保ちつつも動きやすさや快適性が重視されたといえます。

※ ※ ※

 今回の変更について、NEXCO西日本は以下のようにコメントしています。

「料金所スタッフにとって、より安全で快適な職場環境への取り組みにより、これからも高速道路の安全・安心を最優先に、お客さまサービスの向上を図ります」

 なお、制服のリニューアルは2022年12月22日から順次更新されるとのことです。

【画像】「料金所の中の人」制服どう変わった? 「新・旧の制服」を画像で比べて見る!(23枚)

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