天草上島と下島を結ぶ「第2のルート」本渡道路2月開通!「天草未来大橋」で渋滞緩和なるか
熊本県天草諸島の上島と下島をつなぐ「本渡道路」が2023年2月に開通します。両島を結ぶ2本目の道路となり、既存の天草瀬戸大橋の渋滞緩和が期待されます。
天草未来大橋を含む1.3kmが開通
熊本県天草市で建設が進む本渡(ほんど)道路(延長1.3km)が、2023年2月25日に開通します。
天草諸島の上島と下島をつなぐこの本渡道路は、どのような道なのでしょうか。
本渡道路は天草市志柿町(上島)の国道324号線と港町(下島)を結びます。延長1.3km、幅員10.5m、完成2車線で設計され、そのうちの延長1.1kmを天草未来大橋が占めます。
現在、上島と下島を隔てる狭い海峡「本渡瀬戸」には、国道266号・324号の天草瀬戸大橋と本渡瀬戸歩道橋の2本が架かっています。
このうち天草瀬戸大橋はクルマで渡れる唯一の橋であるため、朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生しているといいます。
本渡道路は、そんな天草瀬戸大橋や本渡市街地の混雑を緩和するとともに、災害・緊急時の代替路や物流の定時性確保などで期待されています。
なお、本土道路は将来、熊本市と天草市を結ぶ全長約70kmの地域高規格道路「熊本天草幹線道路」の一部を構成する計画です。
熊本天草幹線道路が全線開通すると熊本からの時間が短縮され、天草下島の一部は90分圏内に入る見込みです。
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