日産が56年ぶりに「フェアレディ」を復活!? 丸目ランプ&水色ボディが印象的! ベースは日産小型車!? 驚きのカスタムカーを京都校が2月に初披露へ
2023年2月に開催される「大阪オートメッセ2023」ですが、日産京都自動車大学校では「ダットサン・フェアレディ」を蘇らせたようなカスタムカーをお披露目するといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
まさかの日産が「ダットサン・フェアレディ」を復活させた? いや、よく見ると何かが違う? ベースとなるモデルとは
日産には数多くの名車が存在しますが、例えば「ダットサン・フェアレディ」はそのひとつです。
その一方で、2022年に40年の歴史に幕を下ろした日産「マーチ」もある意味名車といえますが、その2台が融合したカスタムカーがお披露目されるといいます。
日産は全国に自動車専門学校を展開しており、栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校が存在します。
そのなかでも、京都校は整備科や整備・ボディリペア科、カスタマイズ科が設けられており、ダットサン・フェアレディとマーチを融合させたカスタムカー「アイムマーチ」はここのカスタマイズ科の学生が製作しているものです。
1960年に初代モデルが登場したダットサン・フェアレディは丸みを帯びたスタイルが特徴的でしたが、翌1961年に登場した2代目モデルでは直線を意識したスタイルに一新しています。
2代目モデルでは、リアテールに縦並びの丸型ランプを採用しており、後方から見てもひと目でフェアレディと分かるデザインも印象です。
そんなダットサン・フェアレディを意識したアイムマーチを製作したのが京都校の学生で、マーチカブリオレ(K11型)をベースにしています。
見た目はとても中身がマーチカブリオレと思えないほど、ダットサン・フェアレディとしての完成度が高く、直線的な造形やリアランプも忠実に再現されているようです。
なお、燦然と輝くメッキ風バンパーはラッピングで貼られたものでシワが伸ばしづらく指にマメができるほど苦戦し、丸2日かけて完成させたといいます。
一方でシートにはレカロ、ボディ後端には存在感のあるリアウィングを装着すなど、往年のダットサン・フェアレディとは異なるスポーティな印象も付与しました。
そんなアイムマーチについて、実際に製作を担当する学生は次のように話しています。
ーー K11マーチをベースにした経緯を教えてください
こちらはフェアレディ(SR311型)がモデルです。
SR311はボディサイズもコンパクト、尚且つオープンカーということでソフトトップのコンパクトカーを探したところマーチカブリオレ(K11型)が良いのではという意見に至りました。
ーー 製作するにあたって大変だった部分を教えてください
造形も勿論大変だったのですがそれ以上に電装系にかなり苦労しています。
探しにくいところの配線の断線などです。
こちらは大阪オートメッセのみでの展示になりますので電装系は未完成ですが東京オートサロン終了後に全勢力で電装系のトラブルを直していきたいと考えております。
ーー 1番のアピールポイントを教えてください
こちらは外装もそうですがエンジンや室内にも注目して頂きたいです。
CVTのコンバーチブル車両にK11マーチのMT車のエンジンを載せています。
室内にはRECARO様のproracerを用いスポーツカーチックに完成しました。
外装には2023年発売のホイールをレイズ様よりデモカーとして展示させていただくことが決定しておりますのでそちらにも注目して頂きたいです。
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同校のSNSでは製作課程が投稿されており、完成に近づいている様子が伺えます。また水色のボディカラーがダットサン・フェアレディらしさを強調しています。
なお、京都校のカスタマイズ科ですが、強みについて広報担当者は次のように話しています。
「京都校 カスタマイズ科の拘りは『自主性を育てる』『時間管理の徹底』『人の事を考え行動できる』この3本柱で学生を育てています。
また作品(製作車両)も自分達の作りたいクルマを作るのではなく、ターゲットユーザーを設定し年齢・場所・服装などを想像し、チームで話し合いをおこない製作しています。
自分達の想いが世の中の思考と合ったときの喜びを学ぶ。これが京都校カスタマイズ科の強みです」
なお、今回のアイムマーチは、大阪オートメッセ2023でお披露目されますが、カスタマイズ科が製作しているもう1台の「フェアレディX(Z SUV)」は2022年1月に開催される東京オートサロン2023と大阪オートメッセ2023の両方で見ることが出来るようです。
全体像を見ないとなんとも言えない。
色や前後だけ似せても全体がまとまってないとね。
なぜ部分的な画像しか無いの?
何故、全体画像を、見せてくれないの、ですか、非表の、使用がない。