トヨタのコンパクトSUV「C-HR」は新型も「キャラ強め」!? 「優等生」キャラの同クラス「カローラクロス」と何が違う?

「カローラクロス」が目指すのは「期待を超える車格感と使い勝手のよさ」

 一方カローラクロスは、1966年以来グローバルで展開されるトヨタの世界戦略車「カローラ」シリーズに2020年に追加されたコンパクトSUVです。

 まずタイで発表されたあとグローバルで展開され、日本デビューは2021年9月でした。

横から見比べてみると、キャビンスペースの大きさの違いなどがよくわかる![上はトヨタ「C-HR」(現行型)/下は「カローラクロス」]
横から見比べてみると、キャビンスペースの大きさの違いなどがよくわかる![上はトヨタ「C-HR」(現行型)/下は「カローラクロス」]

 C-HRやプリウス、そして他のカローラシリーズ同様に、カローラクロスもTNGA GA-Cプラットフォームをベースに開発されています。

 タイでの発表時、トヨタはカローラクロスについて「ユーザーの期待を超える『車格感(力強さを感じさせる外観)』+『ユーティリティ(使い勝手の良さ)』の両立を目指し開発した」モデルだと説明しています。

 C-HRがまずなによりも個性を重視し「濃いめ」なキャラなのに対し、カローラクロスは真逆な「優等生」なキャラであることを主張しています。

 日本仕様では、1.8リッターガソリン車と1.8リッターハイブリッド車が選択できます。

 現行型(日本仕様)同士でボディサイズを比較すると、C-HRは全長4385mm×全幅1795mm×全高1550mm、ホイールベース2640mmに対し、カローラクロスは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mmです。

 ホイールベースは共通ながら、C-HRは全体に低くコンパクトなことがわかります。

 さらに実車を見比べてみると、低くワイドに構えるC-HRの大胆なフォルムが放つ強い存在感は、デビュー6年が経過した今も変わりません。

 一方カローラクロスは窓も大きく全体に堂々としたスタイリングで、寸法以上に立派です。

 室内も、スポーツカー風の包まれ感があるC-HRに対し、前後席、荷室ともにゆとりがあるカローラクロスと、外観同様に対照的な仕上がりとなっています。

 このようにC-HRとカローラクロスは、同じTNGA GA-Cプラットフォームを使い、全長4.4m級と比較的近いボディサイズとしながらも、まったく異なるコンセプトで巧妙に造り分けされたことがわかります。

 新型C-HRの市販モデル登場時期は明らかにされていませんが、現行型同様にカローラクロスとどのような違いをみせてくるのか、期待が高まります。

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Writer: くるまのニュース編集部

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