トヨタが新型ミニバン「イノーバハイクロス」を発表! スズキは85万円の新型「イーコ」投入!? 注目される異国ミニバンの特徴
日本メーカーはアジア地域向けに独自のミニバンを展開しています。どのような特徴があるのでしょうか。
各メーカーがミニバンを展開するアジア市場
日本のミニバン市場には大小さまざまなミニバンが存在します。世界有数のミニバン大国ともいえますが、アジア地域でも独自のモデルが販売されています。
それらにはどのような特徴があるのでしょうか。
コンパクトサイズではトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」があり、ミドルサイズでトヨタ「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」、日産「セレナ」、三菱「デリカD:5」がラインナップ。
ラージサイズでは、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」、トヨタ「グランエース」、日産「エルグランド」、ホンダ「オデッセイ(2022年9月生産終了)」などが挙げられます。
そうしたなかで、日本では販売されていない海外市場向けのミニバンも存在。
有名なところではレクサス「LM」やトヨタ「シエナ」などがありますが、アジア地域ではトヨタ「イノーバシリーズ」、日産「リヴィナ」、三菱「エクスパンダーシリーズ」、スズキ「イーコ」など国や地域によって多数存在します。
そのなかで、最近新たに発表されたモデルをいくつか見ていきます。
2022年11月25日にトヨタインドは新型「イノーバハイクロス」を同市場で発表しました。
新型イノーバハイクロスは、TNGAプラットフォームを採用したMPV(日本でいうミニバン)です。
エクステリアは、六角形のフロントグリルとシャープなデザインのLEDヘッドライトを採用することで存在感のあるフロントフェイスを実現。ボディサイズは全長4755mm×全幅1845mm×全高1780mm、ホイールベースは2850mmとなっています。
インテリアは、大型TFTマルチインフォメーションディスプレイを中央に配置するほか、さらに2列目にはインドにおいてセグメント初の電動オットマン付きシートや、開閉可能な大型サンルーフ、イルミネーションライトなどを採用することで快適な移動空間を実現しました。
パワートレインには、2リッターガソリン車と2リッターガソリン+モーターのハイブリッド車を設定。安全面は、ダイナミックレーダークルーズコントロールやレーンキープアシスト、オートハイビームなどから構成されるトヨタセーフティセンスが採用されます。
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日産もアジア地域のいくつかの国に独自のミニバンを展開しており、2022年9月6日には日産フィリピンが新型「リヴィナ」を同国向けに発表しました。
2019年2月にインドネシア市場を皮切りに販売開始された3列7人乗りのMPV(日本でいうミニバン)のリヴィナ。
ボディサイズは全長4510mm×全幅1750mm×全高1695-1700mmとなり、エクステリアは日産のキーデザインとなるVモーショングリルを採用。さらにやフロントアンダースポイラー、LEDテールランプなどの装備により、スタイリッシュな印象となりました。
インテリアは、スマートフォンとのブルートゥース連携に対応した7インチタッチスクリーンや充電ポートなどを採用します。
パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンに4速ATもしくは5速MTを組み合わせています。
なお新型リヴィナは、三菱「エクスパンダー」のOEM車となっています。
軽に毛が生えた程度のボディサイズでミニバンとかって…話題だけで実用性には乏しいんじゃ?
ハッキリ言って買ってみたけど使い道無くて後悔するのが目に見えてる気がしますけどね
現実的にミニバンを必要として車を購入するユーザーにはある程度は車格が必要です