ホンダ新型「軽SUV」登場なるか!? 噂の「N-BOXクロス」は現実味帯びる? 実は過去に「匂わせ」コンセプト存在? スズキ・ダイハツに続けるか
実は他社に先駆け「クロスオーバー軽」を仕掛けていたホンダ
しかし流行に敏感なホンダは、早くからその潮流を察知していました。
2014年1月に開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2014」に、軽クロスオーバーSUVモデルのコンセプトカー「N-BOX+ エレメントコンセプト」を出展していたのです。
初代N-BOXに設定されていた「N-BOX+(プラス)」は、荷室の使い勝手を最大化することでアウトドアユーザーなどに訴求した派生モデル。
そのためSUVテイストとのマッチングも良好で、エレメントコンセプトでは、鮮烈なオレンジカラーをあしらったそのアクティブすぎるスタイルに変身させました。
ホンダによると、隠れた名車であるクロスオーバーSUVモデル「エレメント」に触発され、デザインイメージを膨らませたのだといいます。
また荷室についても、アレンジ性やアウトドアでの使い勝手を考慮したレイアウトに変更されていました。
その現実的な仕上がりから市販化も期待されるなか、2年後の2016年4月に純正アクセサリー「エレメントスタイルパッケージ」として、外装カスタムパーツがパッケージ発売されました。
しかし翌2017年のモデルチェンジまでの短い期間であまり訴求されないまま、知る人ぞ知る存在に留まっています。
後付けパーツの販売店オプションという設定ではなく、新たなモデルラインナップとして訴求していたら、その後また違った展開になっていたかもしれません。
現行型のN-BOXにはエレメントスタイルパッケージのようなSUVテイストのモデルは追加されないまま、デビューから5年が経過しました。
先代はデビュー6年でフルモデルチェンジしていることから考えても、2023年は3代目N-BOX登場のタイミングと予想され、SNSなどでは早くも次期N-BOXへの期待が集まっています。
さらにフルモデルチェンジの目玉として流行りのクロスオーバーモデルが追加されるのでは、との噂もみられ、なかには「N-CROSS(エヌクロス)」「N-BOXクロス」などと具体的な車名まで予想する声もあるほどです。
そしてオレンジのコンセプトカー、N-BOX+エレメントコンセプトが与えたインパクトはいまも強く、その姿を新型N-BOXと重ね合わせてイメージする人たちからは「これは売れそう」「待ってました!」といった期待のコメントが散見されます。
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2022年12月上旬現在、ホンダから次期N-BOXに関する話題はまだ一切公開されていません。
大ヒット作ゆえ、今後間違いなく登場するであろう3代目の新型N-BOXシリーズ。そこに待望のクロスオーバーモデルが追加されるのか、動向が注目されます。
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