新車「長納期化」で車が来ない…「今手に入る車」は一体何? 国内9メーカーに聞いた
2022年の年内納車は無理? 意外な選択肢も
では、このほかホンダ、スバル、スズキ、ダイハツ、三菱はどうなのでしょうか。
ホンダの販売店スタッフは以下のように話します。
「弊社では、新車の『即納車』という形で『フリード』『N-BOX』『フィット』でボディカラーとオプションがお客さまのご希望と合えば、ギリギリ用意できるかもしれません」
スタッフの「ボディカラーとオプションが合えば」という説明から予想すると、つまり新車の「在庫車」なら納車できるかもしれないという意味です。
いくつか人気の仕様を絞って生産し在庫しておくという方法により、ユーザーの希望する仕様とこの在庫車がマッチして購入となれば、そのクルマを早目に納車できる、という方法をとっているようです。
ホンダでは「在庫車」という表現は使っておりませんが、三菱、スズキ、ダイハツの各販売店スタッフは「在庫車」という言葉を使い、同様の回答でした。
三菱の販売店スタッフは、「弊社であれば、年内に間に合いそうなクルマは『eKワゴン』『タウンボックス』『ミラージュ』『エクリプスクロス』があります。
これらは工場でストックしているクルマなので正真正銘の新車です」
さらに、三菱の販売店スタッフは以下のように続けます。
「在庫車なのでグレードやボディカラーは絞られてきます。また、弊社は1都8県を網羅する販売店ネットワークなので、どうしても『早いもの勝ち』になってしまう現状があります。
現在、三菱はどの車種も他メーカーさんと比べて短い、2か月から3か月ほどの納期で納車が可能となっています」
三菱では比較的多くのクルマをストックしており、バリエーションも豊富となっていますが、とはいえ一部の車種では納期が長くなっていることは変わらないと話します。
スバルの販売店スタッフは「新車をご注文頂いてから概ね2~3か月お待ちいただくのが現状です。在庫車と展示車は少なく、取り合いになってしまいますが、『フォレスター』『アウトバック』『レヴォーグ』は何台か在庫車があります」
また、マツダと同様にスバルの販売店スタッフも「書類のやり取りが発生しますので、100%間に合うかというのはなんともいえないところです」といい、まずはクルマ自体の確保を急ぐ必要がありそうです。
スズキやダイハツはどうなのでしょうか。スズキの販売店スタッフはこのように話します。
「年内納車ができそうなのは『ワゴンRスマイル』と、こちらは商用車なのですが『スペーシアベース』です。弊社ではどの車種も3~4か月ほどかかりますね」
ここで、ダイハツにも聞いてみましたが、販売店スタッフは少し興味深いことを話しました。
「工場の完成予定車が何台かあり、これらが在庫車になりえる可能性があります。
現状では『ムーヴ』『ミライース』がありますが、台数は少ないです。すでに在庫としてある車種はこの2車種に加え、『ムーヴカスタム』があります」
ホンダと同様に在庫車としての新車生産をおこなっているようですが、事前に各販売店へと「完成予定車」の情報を伝えておくことで、ユーザーからすると納期未定にはならず、新車の購入が容易になるといえそうです。
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各ブランドともに継続する半導体不足などによって新車の納車はおろか、一部では受注すら停止しているという厳しい現状に直面しています。
これまで、ユーザーが販売店でボディカラーやオプションなどにこだわった新車を注文しても、およそ1~2か月程度で納車されるのが当たり前でしたが、現在では多くの車種で数ヶ月待ちが平均で、なかには注文から1年以上待たないと納車されないケースもあるようです。
そんななかで、どうしても新車が欲しいユーザーは、「在庫車」や「展示車」という選択肢は有効で、数ヶ月待つよりもかなり早い納期で新車を手にすることができます。
一部販売店では年内納車も可能と捉えられる車種も用意しており、書類や支払いなどの手続きをスムーズにおこなえれば、新車で新年を迎えることも夢ではなさそうです。
なお、地域の販売店の状況によっても異なり、今回取材した販売店でも状況が変わっていることがあるので事前に確認し、気に入ったものがあれば早めに手を打つことが賢明です。
二年前に現行ハリアーを買った知り合いが内装を少し変えただけのハリアーを契約し今年中には納車になると言う
下取りは480万
4ヶ月待ち
でもその前からまってる人もいるのでは?と疑問を持った
もしかしたら出せば売れる車を下取りに出してる人は早く納車されるのかと
販売店に聞いただけでメーカーには聞いてないですね。
嘘のタイトルはダメですよ。