トヨタ「プリウス」なぜアルミホイールにキャップ装着? ホイールキャップ人気が復活しつつある訳
カラードキャップで気軽にカスタム
安価なスチ 最近のホイールキャップであれば、デザインにこだわった対応を後付けするカスタムとして楽しむことができそうです。そんな楽しみ方をしている人に話を聞いてみました。
都内を中心に内装業を手掛けるHさん(30代・男性)は、仕事やアウトドアレジャーの相棒として、トヨタ「ハイエース」をチョイス。黒いボディに合わせて、インテリアも黒と赤でコーディネイトしており、リム部分を赤く縁取ったブラックのホイールキャップを装着しています。ールホイールを上級仕様に見せるために装着されていたホイールキャップですが、なぜプリウスはアルミホイールの上に装備しているのでしょうか。
「アルミに履き替えることも考えたのですが、やはり仕事でも使うことを考えたら耐久性の高いスチールホイールにしました。
ただ黒いスチールホイールだけでは味気ないので、黒と赤で纏められたアルミっぽいデザインのホイールキャップを装着して楽しんでいます。
純正のホイールキャップはマットシルバーでデザインもイマイチなのですが、ハイエース用の社外品ホイールキャップはデザインや色も豊富で、選ぶ楽しさがありました。
またグレードも関係しているのですが、重い荷物を積むことも多いのでどうしてもハイトの高いタイヤが必要だったということもあります」
最近、ブラックホイールに換装して足元を引き締めるライトカスタムが輸入車を中心に流行しているのですが、Hさんのハイエースのように国産車でもスチールホイールに黒にカラーリングしたホイールキャップを装着するというのは良いチョイスだといえそうです。
気軽に装着できる点は大きなメリットなホイールキャップですが、注意点などはあるのでしょうか。再びK整備士に聞いてみました。
「ホイールキャップで使われる素材ではABS樹脂が多く、合成や硬度、加工性やちょっとした衝撃にも強いのが特徴です。ただし耐熱温度が70度から100度といわれており、長距離走行やブレーキングなどでホイール自体が熱を持つと劣化が進みやすい傾向があります」
走行による足回りの熱によって経年劣化が進みやすい傾向は、とくにフロント側が劣化しやすいとのこと。装着に必要なリムに固定するツメなどが折れてしまったり、変形してしまい、走行中に外れてしまうこともあるのだそうです。
「とくに軽ワゴンタイプなどでハイトの高いタイヤを履いている場合、段差の乗り越えなどの衝撃で外れてしまうこともあります。
外れた場合は補修できなくはないのですが、形状自体が歪んでいる可能性もあるので新品への交換となりますが、純正の場合は意外に値段が高いケースもあります。
ならば自分好みの社外品ホイールキャップを装着するか、またはアルミホールに換装するのも良いと思います」(K整備士)
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昔と違って社外品のホイールキャップはデザインやカラーなども豊富にあり、アルミホイールよりも手軽に交換できるのは新しい魅力です。
素材的には劣化しやすい傾向があるようですが、割れてもすぐに交換できますし、「安かろう悪かろう」といわけではなくなってきているようです。
初代プリウスの方が凄いよ。マグネシュームホイールにプラスチックのキャップだからね。タイヤも特別な物でカタログモデルにはなかったしね。
だからなに?