国産旧車の人気高騰!? 走行距離20万km超でも約340万円! 80年代の日産「スカイラインRSターボ」極上個体が豪で落札
コレクティングカーズは、ドイツやオーストラリア、イギリスなど世界中のクルマを競売にかけるオークショニア。同サイトで2022年11月に1983年式日産「スカイライン」が出品され、3万6000豪ドル(日本円換算で約340万円)で落札されました。どのようなクルマなのでしょうか。
極上のR30スカイラインRSターボ「西部警察」仕様!?
コレクティングカーズは自社が運営する同名のオークションサイトで、ドイツやオーストラリア、イギリスなど世界中のクルマを出品するオークショニアです。
2022年11月には、日産「スカイライン」が出品され、3万6000豪ドル(日本円換算で約340万円)で落札されました。
今回オークションにかけられたスカイラインは、1983年式の「スカイライン2ドアハードトップ 2000ターボ RS」です。
1981年に発売の6代目スカイライン(R30)の最高峰モデルとなるRSシリーズで、通称「鉄仮面」顔に変更される1983年のマイナーチェンジの直前の前期型「ニューマン」となります。
エンジンは、2リッターDOHC直列4気筒「FJ20ET型」ターボエンジンを搭載。トランスミッションには5速マニュアルを採用していますが、さらにこの個体はクロスレシオギアを備えた新しいギアボックスとNISMOのシフトノブが取り付けられています。
出展車の外装色はレッドとブラックのツートンカラーで、サイドには「4VALVE DOHC RS-TURBO」と書かれたデカールが貼られています。
またワーク製の15インチアルミホイールや、新車当時に国内で放映されていたドラマ「西部警察」に登場した特殊車両「マシンRS-1」を思わせる社外品のフロントスポイラーなどでカスタマイズされているのも特徴です。
内装も外装同様レッドとブラックのファブリックで仕上げられており、フロアマットの赤黒チェック柄が目を惹きます。インパネ各所のパーツもとてもきれいな状態で、今では懐かしい手動式のウィンドウレギュレーターがこのクルマの年式を語ります。
エンジンは新しいリング、バルブ、ガスケットに交換してあり、エアコンや燃料システムもオーバーホールしてあります。
また、この出展車には、オーナーズマニュアル、本皮製の純正DR30RSフォルダー、メンテナンスの履歴も付随。
走行距離は20万kmと走行距離は決して少なくありませんが、それだけ走っていても約340万円(日本円換算)という価格で売買が成立するところに当時の日本車への信頼と海外でのスカイライン人気の高まりを感じます。
出品地域はオーストラリア・ビクトリア州メルボルンのエアポート・ウェストです。
オークションサイトでは138枚の高画質画像と動画とともに本車両は掲載されており、かなり詳細に確認することができます。
今回出品された個体は、2022年11月2日に3万6000豪ドル(日本円換算で約340万円)で落札されました。
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多くのクルマ好きに親しまれた6代目スカイラインRSですが、日本でも数台の中古車が販売されているのを確認できます。
状態にもよりますが250~300万円前後であり、今回の個体がオークションでの販売ということも加味すると日本よりも高い金額で販売されていることになります。
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