「カッコよすぎる」トヨタ新型「プリウス」は「大成功」間違いなし!? 世界から集まる「高評価」と唯一の「懸念点」とは
2022年11月16日に世界初公開されたトヨタの新型「プリウス」は、そのデザインが素晴らしいと国内外で高く評価されています。果たして新型プリウスは「売れる」のでしょうか。
世界で集まる「高評価!」 しかし唯一にして最大の懸念点とは
海外のコメントを続けましょう。
発表会に寄せられたコメントで「大好き」系の次に多いのは「新しい」というキーワードです。

例えば「美しいトヨタ。新しいデザイン言語が本当に好き!」とか「新しいデザインが大好き! 頑張れトヨタ!」などなど。
またインテリアも好評で「新しいインテリアは素晴らしいですね! これこそが私たちが求めていたハイブリッドカーです」とあります。
確かに新型プリウスのデザインはモダンなテイストです。
街中で新型プリウスを見かけた、と想像してみてください。
一般的にクルマのデザインは「清潔感」が大切だといわれています。街中にあふれたとき、風景に紛れ込むような方向性も重視されます。
日本車で例えると、初代のホンダ「フィット」や、3代目のプリウス、あるいは現行型「ハイエース」などは、たくさん走っていても気になりません。
加えて、新型プリウスを見かけたら、デザインの理想である「美しいモノに接した気分」も味わえるのではないでしょうか。
実際、新型プリウスを買うというコメントも多くみられ「素晴らしいですね! 2005年に2代目プリウスを購入しました。新しいプリウスは2025年の次の新しいクルマになります」といったものから、もっとダイレクトに「これは私の次のクルマになりますね」というものもありました。
こうした多くのコメントをまとめると「微妙にスポーティで、非常にモダンで、優れた空力係数を失わないように工夫されている。そして美しい」となります。
先代プリウスは、誰だって「カッコ悪い」と思ったことでしょう。世界的な規模で厳しく叩かれ、そして世界的な規模で販売台数激減となりました。
しかし新型プリウスの世界的な評価を見ると、ビジネスとしても成功するに違いありません。
こうなると、最近のトヨタに共通する大きな問題を抱えることになるかもしれません。
それは「生産が追いつかない!」ということです。
新型プリウスにとって、唯一にして最大の懸念点といえます。
もし新型プリウスが欲しいと感じたら、とにかく1日でも早く近くの販売店で商談することをオススメしておきます。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。










































