レトロ顔の「本格4WD」! “30万キロ超え&38年落ち”でも600万円級!? クラシック「ランドクルーザー」米で落札

Cars and Bidsは、アメリカやカナダにあるクルマを競売にかけるオークショニア。同サイトで2022年11月17日に1984年式の「トヨタ ランドクルーザー(40系)」が出品され、4万3000ドル(日本円換算で約597万円)で落札されました。

38年落ち&30万キロ超えでも約600万円

 Cars and Bidsは自社が運営する同名のオークションサイトで、アメリカやカナダにあるクルマを競売にかけるオークショニアです。

 2022年11月には、1984年式の「トヨタ ランドクルーザー(40系)」が出品され、4万3000ドル(日本円換算で約597万円)で落札されましたが、どのような車両なのでしょうか。

約600万円で落札された30万キロ超え&38年落ちのトヨタ「ランドクルーザー(40系)」(Photo:Cars and Bids)
約600万円で落札された30万キロ超え&38年落ちのトヨタ「ランドクルーザー(40系)」(Photo:Cars and Bids)

 ランドクルーザーは1951年にトヨタBJ型として誕生して以来、以降70年にわたり「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」という顧客の期待に応え続け、信頼性・耐久性・悪路走破性を成熟させてきた本格SUVです。

 なかでも、40系ランドクルーザーは、1960年8月に発売された3代目のランドクルーザー。

 シャシは、ホイールベースがショート2285mm、ミドル2430mm、ロング2650mmの3種類あります。1963年に海外向けのみで、ピックアップとキャブシャシ用に2950mmが追加されました。

 ボディタイプは、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、シングルキャブ・ピックアップトラックなどがありました。

 今回出品された40系ランドクルーザーはピックアップトラックモデルで、レストアをうけた車体です。

パワートレインは、最高出力135馬力を発揮する4.2リッター直列6気筒エンジンに、4速MTと2速トランスファーケースが組み合わされ4輪を駆動します。

 外装はグリーンに塗られ、内装はグレー。15インチのスチールホイールやウインチ付きのカスタムフロントバンパー、エアコンとヒーター、Bluetooth対応のオーディオシステムが換装・追加されています。

 走行距離は20万6500マイル(約33万2300km)とかなりの過走行気味ですが、内外装ともに極めて美しい状態に仕上げられています。出品地域はアメリカ・フロリダ州マイアミビーチでした。

 オークションサイトでは93枚の高画質画像と動画とともに本車両は掲載されており、かなり詳細に確認することができます。

 このクルマは、2022年11月17日に24回の入札の後、4万3000ドル(日本円換算で約597万円)で落札されました。

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 ランドクルーザー40系は、現在もクラシックSUVとして世界中で人気が高く、オリジナルを忠実に再現したモデルや、エンジンや足まわり、ボディを改めたレストモッドモデルなどさまざまなランドクルーザーが存在、高値で取引されています。

【画像】“30万キロ超え&38年落ち”のクルマが高額落札! フルレストアされたクラシック「ランドクルーザー40系」を画像で見る(61枚)

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