トヨタ新型「プリウス」オーダー開始はいつ!? 納車は早くとも2023年6月以降か 販売店の声をきいてみた
2022年11月16日にトヨタ新型「プリウス」のワールドプレミアがおこなわれ、販売店にはすでにユーザーから多くの反響が寄せられているようです。どのような評価なのでしょうか。
新型「プリウス」も納期の長期化必至!? 早めのオーダーが吉
トヨタは11月16日、新型「プリウス」のワールドプレミアを行いました。
今回のフルモデルチェンジで5代目となる新型プリウスは、これまでのイメージをくつがえすスポーティなデザインで、注目を集めています。
プリウスの歴史は1997年に始まりました。当時、「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーとともに、世界初の量産型ハイブリッド車として登場した初代は、販売台数こそ決して多くはなかったものの、世界に大きな衝撃を与えました。
その後、2003年に登場した2代目は、グローバルで大きく躍進するモデルとなりました。特に北米では大きな人気を得ることに成功し、プリウスの名を世界に知らしめました。
2009年には3代目へとフルモデルチェンジを果たしました。2代目の正当進化とも呼べるモデルである一方で、プラグインハイブリッドモデルの「プリウスPHV」や、純正カスタムモデルである「プリウスG’s」が設定されるなど、より幅広いユーザーに対してアピールするモデルとなりました。
2015年には4代目がデビュー。トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)を採用した第1号モデルであり、乗り心地や走行性能が先代までと比較して大幅に向上したことが大きな特徴です。
そして、初代モデルの登場から25年を経て登場した5代目プリウスは、これまでのイメージをくつがえすスポーティなデザインに特に注目が集まっています。
例えば、全体のプロポーションは、プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を踏襲しながらも、さらなる低重心化や19インチ大径タイヤの採用によってより流麗さが強調されています。
また、ハンマーヘッドをモチーフとしたというフロントデザインや、薄型一文字のリアコンビネーションランプを配したリアデザインは、2022年7月に登場した新型「クラウン」との関連性が見られます。
新型プリウスのデザインに対する評価は上々なようで、首都圏のトヨタ販売店の担当者は「デザインに好印象を持たれるお客様はとても多い」と話します。
さらに、ワールドプレミアからわずか2日で、すでに納車時期についての問い合わせも多く寄せられているといいます。
11月16日におこなわれたワールドプレミアでは「今冬から発売、PHEVは2023年春以降」と紹介されただけで、具体的な価格や正式な販売開始日、納車時期などについて、トヨタからの公式なアナウンスはありません。
それでも「新型プリウスにいち早く乗りたい」というユーザーの声は多いようで、名古屋にあるトヨタ販売店の担当者は予約開始のタイミングについて次のように話します。
「現状明らかになっている範囲では、2023年年始に国内での記者発表がおこなわれる予定です。そのため、オーダーはそれ以降になると思われます」
さらに同担当者によると「納車時期はオーダーから4か月から半年程度」と話しており、早ければ2023年6月頃にはユーザーの手に渡り始めるとみられます。ただしこれも、この先全国から新型プリウスのオーダーが集中してしまえば、どうなるかも不透明なところです。
半導体不足や部品供給遅れによる工場生産への影響は2022年11月末現在も続いており、他のモデル同様、アッという間に長い納車待ちが発生することも想定されます。
新型プリウスが気になっているなら、早めに販売店とコンタクトをとっておいたほうがよさそうです。
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トヨタのデザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズは、ワールドプレミアにて「すべての人が運転できるクルマ」としてプリウスについてコメントしました。5代目となる新型も、これまで通り世界から支持されることが期待されます。
昨日ディーラーで新型のPHEVは納車3年先になると。
トヨタの『カイゼン』は納期です(ToT)