日産は2022年11月11日、近くフルモデルチェンジを予定しているミニバン新型「セレナ」の情報を、発表に先駆け、同社のホームページ上で公開しました。

　2022年夏ころから、日産「セレナ」の開発テスト車両とみられる擬装車（カモフラージュ柄をラッピングした車両）が関東近郊の各地で目撃されるようになったと、SNS上で話題になっていましたが、今回公開された情報には、どのような情報が含まれているのでしょうか。

　セレナは、日産のミディアムクラスミニバン。現行モデルは2016年に登場した5代目モデルです。

　広く快適な室内空間、スライドドアやバックドアの開閉のしやすさなど、ミニバンとしての高い基本性能に加え、電動パワートレイン「e-POWER」ならではの心地よい加速性能、そして、運転支援技術「プロパイロット」をはじめとする様々な先進安全技術などが、ファミリー層を中心に高く支持されています。

　今回公開された新型セレナに関する情報には、エクステリアの一部を示したティザー画像とパワートレインなど搭載される技術に関する情報があります。

　公開されたティザー画像は、左フロントのヘッドライト周りが映し出されており、縦に3段のヘッドライトらしい小型のランプが並んでいることが確認できます。

　2022年10月12日に特許庁が公報するWebサイト「特許情報プラットフォーム J-PlatPat」上へ、日産が「意匠登録」したふたつの「乗用自動車」のイメージCGとデザインが合致します。

　搭載される技術に関する情報では、今回のフルモデルチェンジで、パワートレインに第2世代「e-POWER」を採用すること、先進運転支援システムには「プロパイロット2.0」が搭載されることが公表されています。

　また、日産は今回のフルモデルチェンジで、家族に喜ばれる機能や使い勝手を充実させ「家族みんなでの特別なお出かけを心から楽しみ尽くせるミニバン」へと進化を遂げるとしています。

　なお、発表発売日時については、「COMING SOON」となっており「別途ご案内する」と記載されています。

　COMING SOON となっていることから、2022年内の発表が予想されますが、2022年内に登場すれば6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。