警察が「違反の取締り場所」を事前告知!? 神奈川県警はTwitter投稿も! 実は予め「場所・日時」が明かされていた
クルマを運転する人であれば「安全運転」「法律厳守」は当たり前ですが、それでも警察による違反の取締りは気になります。そうしたなかで、警視庁をはじめとする各都道府県警察では事前に「公開交通取締り」の情報を告知しています。なぜ事前に告知するのでしょうか。
抜き打ちで取締りのほうが検挙数上がるのに…事前に告知するの?
クルマを運転するうえで「安全運転」は第一に心がけるものですが、思わぬことで交通違反として取締りを受けることもあります。
また法律厳守を意識していても気になるのが公道でおこなわれる公道取締りですが、警視庁など各都道府県警察では事前に取締りをおこなう場所や日時を公開しているといいます。
街中で見受けられる交通違反の代表例として、「速度超過」「携帯電話保持・注視」「シートベルト未着用」などが挙げられます。
こうした違反行為を取締るために各都道府県警察では、定期的に交通取締りを実施しています。
基本的に違反行為の取締りをおこなうのであれば、抜き打ちで告知せずに実施するほうが検挙数が増えます。
しかし、各都道府県警察では事前に「公開交通取締り」として場所や日時を告知しています。
実際に警視庁では2022年11月1日付けとして、「速度違反の取締り」「重点取締場所での取締り」「横断歩行者妨害違反の取締り」「通学路の取締り」「飲酒運転の取締り」「二輪車の取締り」「自転車の取締り」「その他の取締り」と、項目に分けて実施するとと公示。
例えば「速度違反の取締り」では、「日時等:実施場所の交通事故実態に応じた時間」「場所等:幹線道路等(速度取締実施場所一覧がダウンロード可能)」が明かされています。
速度違反の取締りをおこなう理由としては「速度超過による交通事故を防止することと、規制速度の遵守が交通事故の被害軽減に大きな効果があるため、当該路線等において速度違反の取締りを実施します」と記載。
また昨今話題となる「横断歩行者妨害違反の取締り」では「日時等:終日」「場所等:都内一円」と大まかですが、理由に関しては次のように説明しています。
「横断歩道における歩行者の優先については、道路交通法において、『車両等は、横断歩道に近づいたとき、横断する人がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければならない。また、歩行者が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道の手前で一時停止をして歩行者に道を譲らなければならない』と定められています。
しかし、実情は、車両等の運転者の多くが、進路前方の横断歩道で歩行者が横断しようとしているのを認めながらも、横断歩道の直前で一時停止をすることなく進行していることから、横断歩道における歩行者保護の意識向上と横断歩行者妨害違反による交通事故を防止するため、横断歩道における横断歩行者妨害違反の指導取締りを実施します」
このように交通違反の実情をふまえて取締りをおこなっていることがわかります。
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また神奈川県警交通総務課のTwitterアカウントでは、交通事故防止に役立つ情報や交通安全イベントの開催情報などを投稿するなど、積極的に取締り情報を発信しているようです。
そのほかも、各都道府県警察のホームページなどで取締り情報を公表しているおり、自分の住んでいる地域ではどのような情報が出ているのか一度確認してみるのもいいかもしれません。
で、予め「場所・日時」の内容が明かされる理由は?
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