「ハイブリッド車はコスパ最高!」はホント!? 「ガソリン車」との違いは コンパクトSUVで比べてみた!

シビックも「ガソリン車」不利! だが「MT」という飛び道具もある

 新型シビックの収支決算は、5年5万キロのガソリン代差額だけでほぼ回収できるものでした。

写真は新型「シビック」1.5リッターターボ 6速MTモデルの内装・インパネまわり
写真は新型「シビック」1.5リッターターボ 6速MTモデルの内装・インパネまわり

 ハイブリッド車は2リッターで、1.5リッターのガソリン車とは年間の自動車税が5000円高いことを加味しても、ハイブリッドのほうが安くつきます。

 ただしシビックの場合、ガソリン車には近年珍しくなったマニュアル仕様(6速MT)の設定(価格はCVT車と同じ353万9800円)があります。

 クルマに趣味性を求める人であれば、希少なガソリンMT車という選択肢を考えても良いでしょう。

 MT車という選択肢なら、シビックの場合さらに高性能なタイプR(2リッターターボ/6速MT)もあります。

 しかしこちらは499万7000円と、およそ145万円も高額なことを考えると、なおのこと1.5リッターターボ車のほうがお得な選択と感じられるかもしれません。

※ ※ ※

 今回比較した2モデルはともに「ハイブリッドがお得」という結論に達しました。

 昨今はガソリン価格が高値で推移しています。

 さらにこの先厳しくなる環境問題への対応を考えれば、低燃費なハイブリッドカーの地位もますます高まるはずです。

 筆者(永田恵一)としても、いま新車を購入するなら、ハイブリッド車を第一に推しておきたいところです。

 ただシビックのように、ガソリン車でしか選べない希少なMT車の存在もあります。

 クルマの電動化が進む中、いずれ近い将来に純粋なエンジン車の新車には乗れなくなりそう……。

 そう考えれば、むしろ「今のうちにガソリン車のフィーリングを満喫しておく」というのも、またひとつの重要な選択肢といえるかもしれません。

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