「旧車乗り」にも最適? パイオニアのオールインワン車載器「NP1」のハイテクぶりがスゴかった!
2022年3月2日よりパイオニアから発売されたオールインワン車載器の「NP1」。いったいどのような機器なのでしょうか。実際に車両に取り付けて使用してみました。
通信型オールインワン車載器とは? どんなメリットがある?
カーナビなどの車載器を手掛けるパイオニアから2022年3月2日に発売された「NP1」。「通信型オールインワン車載器」として、ドライブレコーダー、音声ナビ、Wi-Fiスポット機能などを一つの機器に集約したデバイスだといいます。
一体どのようなデバイスなのか、編集部メンバーのクルマに取り付けて、実際に使用してみました。
パイオニアによると、近年ではナビやドライブレコーダーなどの車載機器が進化・普及し、ドライバーに向けてたくさんの情報がもたらされます。ドライバーはそれらの機器を見て、触れて操作する負荷やストレスに直面している状況にあるといいます。
そこで、パイオニアはドライバーや車両の状況を把握し、今後の行動を予測して音声により必要な情報を伝えるAIプラットフォーム「Piomatix(パイオマティクス)」を開発。
NP1はこのプラットフォームを採用し、音声だけで操作・案内をおこなうナビ機能、通信機能で映像を保存するクラウド型のドライブレコーダー機能、車載Wi-Fi機能により車内をオンライン化するという3つの機能を持つデバイスです。
NP1を使用するには、まずクルマに取り付けなくてはなりません。
自力で取付けることも可能で、NP1の設定や地図の操作などをおこなう専用アプリ「My NP1(以下専用アプリ)」を起動するとイラストでわかりやすい説明がなされており、難しいカメラ位置もユーザー自身で調整可能です。
今回、くるまのニュース編集部は「NP1出張取付け」を利用しました。このサービスでは、専門の取付けスタッフが、ドアの開閉ができる場所など条件が合致する希望場所であればそこまで出張し、車両への取付けをおこなってくれるメニューです。
このメニューを利用すれば、ユーザーは取付けをおこなうカー用品店に出向く必要がなく、作業場所を自宅や勤務先に指定すれば、くつろいだり、仕事している間に取付けが完了します。
また、プロによる作業がおこなわれるため、内装パーツの取り外しやカメラ位置調整、配線隠しなど、ひとつ間違えると破損や故障、機能に影響を起こすような専門の知識が必要な作業も確実。
車両の状態や装着場所により時間は左右されますが、今回実際に取付けにかかった時間は1時間程度。配線などは目立たず、元々NP1が取付けられていたような自然な状態で装着となりました。
NP1の大きさは横118mm×高さ36mm×奥行き93mmで、「タバコ2箱」分ほどの大きさ。やや大きめのドライブレコーダーのような見た目をしています。
今回取付けたのは助手席側で、運転席から見るとバックミラーによりほとんど気になりませんが、助手席の乗員目線からは少し存在感はあるようです。
取付けが完了すると、専用アプリによる3ステップの簡単な機器登録をおこない、いよいよNP1でドライブすることができます。
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