デザイン候補は4種類

　広島市が、名物や名所を描いたご当地ナンバーのデザイン投票を始めました。

　現在、同市が中心となり、広島ナンバーの新たな図柄入りナンバープレート（ご当地ナンバー）を2023年度に導入する計画が進んでいます。

　今回示されたデザイン候補は、4案。

「カープ」は、プロ野球球団「広島東洋カープ」のマスコットキャラクター「カープ坊や」やロゴ入り野球ボールを配置。

「カープ、サンフレッチェ広島及び広島ドラゴンフライズ」は、広島市を本拠地とする野球、サッカー（Jリーグ）、バスケットボールの各プロチームのキャラクターとボールが描かれています。

「原爆ドーム及び嚴島神社」は、世界遺産でもある両スポットのイラストを、平和の象徴であるハトとともにデザイン。

「もみじ、牡蠣及びレモン」は、広島名物を散りばめ、さらにカキは養殖の様子を背景にしています。

　広島ナンバーの地域は、広島市、呉市、三次市、庄原市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町の計15市町です。

　アンケートはこれらの地域に在住、または事業所を持つなど広島ナンバーの取得が可能な人を対象に11月14日まで実施。投票は市ウェブサイトや郵送、ファクスで受け付けます。

　アンケートの結果は11月下旬に公表予定。その後、国土交通省に提出し、2023年10月からの交付を目指します。