ホンダが「黒い新型機」世界初公開! 木目フロア採用&航続距離向上した「Honda Jet Elite II」を米国で発表!

2022年10月17日、ホンダエアクラフトカンパニーは最新の小型ビジネスジェット機「ホンダジェット エリート II」を米国で発表しました。

航続距離の延長と自動化技術を投入しアップグレード

 ホンダの子会社で航空機事業を手掛けるホンダエアクラフトカンパニーは、米フロリダで開催中のビジネス航空ショー「ナショナル ビジネス アビエーション(NBAA)」において、最新の小型ビジネスジェット機「ホンダジェット エリート II」を2022年10月17日(現地時間)に発表しました。

航続距離の延長と安全性向上を図った「ホンダジェット エリート II」
航続距離の延長と安全性向上を図った「ホンダジェット エリート II」

 ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体といったホンダ独自技術の採用により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機シリーズです。

 2015年12月にベースとなるホンダジェットのデリバリーを開始。3年後の2018年には航続距離の延長や高周波のエンジンノイズ低減により客室内の静粛性を向上した改良モデルがリリース。

 2021年5月には最新型にアップグレードした「ホンダジェット エリート S」が登場しています。

 今回登場したホンダジェット エリート IIは航続距離の延長と最新の自動化技術を投入しました。

 従来モデルよりも燃料タンクを拡張、最大離陸重量の増加により、航続距離が1547ノーティカルマイル(2865km)に延長。これは従来のホンダジェット エリートよりも204km増加しました。

 機体は主翼上面に装備され、着陸後の減速に使用されるグランドスポイラーを主翼に初搭載し、着陸時のハンドリング性能と安定性を向上させました。

 今回発表されたホンダジェット エリート IIに投入される自動化技術は、オートスロットル機能と緊急着陸装置で2023年末までに導入予定。

 この自動化技術によりパイロットの負担軽減と運用時の安定性を向上させます。

 また、外装色に新色の「Black Edition」を設定。内装の仕様もモダンなグレーを貴重とした「スチール」と、暖かみのあるベージュを貴重にした「オニキス」を選択可能になり、カーペットも木目調のものが選べるようになりました。

 今回は機内の快適性も向上。遮音材を刷新し、風切り音を減少させキャビン全体の静粛性が向上したほか、コックピットの座席スペースの拡大もオプションで用意しています。

 ホンダエアクラフトカンパニー取締役社長山崎英人氏はホンダジェット エリート IIの発表に関して以下のようにコメントしています。

「ホンダジェットによって小型ジェット機の概念を再度覆すべく、性能と快適性を追求したホンダジェット エリート IIを発表できることをうれしく思います。

 今後さらに、新たな自動化技術の研究開発、導入にむけて挑戦し、安全・安心、そして自由な移動の喜びを提供していきます」

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